「船井流経営法で考える、保育所運営受託事業【無料ダウンロードコンテンツ有り】」

2020年9月15日配信

テーマ:
時流・業界動向

受託事業成功のポイント

本日は、保育所運営受託事業(以下、受託事業)を船井流経営法に当てはめ、
受託事業とはどういった事業なのか?
成功のポイントは何かということをお伝えさせていただきます。

受託事業とは?

受託事業とは何かということを補足させていただきますと、
企業・病院等が設置した保育所の運営を企業に代わって行い、
その対価として委託料をいただく事業のことです。
受託事業の素晴らしい点は、
社会性・教育性・収益性三位一体となった事業であるということです。
正しい経営観というのは、世のため人のために行い、社員の育成に取り組み
結果として収益をあげるものというのが創業者 船井幸雄の考えでもあります。
具体的に記述しますと、

①社会性
→保育所の委託ニーズがあるのは、事業所内保育所(院内保育所等含む)の設置者が主となります。
自信をもって提供できる保育サービスがある事業者様に運営を委託したいと思っており、
その委託依頼を受ける(受託をする)ことは、設置会社ひいては利用者に貢献することができるといえます。

②教育性
→ 拠点展開しやすい受託事業に取り組むことで、マネジメント職や園長職のポストが増え、法人で働く職員の専門性・人間的向上をサポートすることができます。

③収益性
→ 例えば、企業主導型保育所を例にあげると収入の大部分は助成金でであり、
利益として残っても返還または積立金にまわすことになりますが、
受託事業の場合BtoB事業になるため、受託事業の収入には使途制限がないということは、
1つのメリットといえます。

受託事業成功のポイントは?

コラムをお読みになられている方の中には、既に受託事業に取り組まれている方、
これから始められる方といらっしゃるかと思います。
両者に共通して言えることは、
伸びているもの・効率のよいもの・自信のあるもの・好きなものに
力をいれるということが重要であるということです。船井流でいう長所進展です。
受託事業に既に取り組まれている事業者様においては、
強みが園の稼働率向上や受託園数を増やしていくことに寄与し、
これから受託事業に取り組みたいと検討している事業者様においては、
他社との違いを明確しやすくなり、営業時に有利に話を進められる可能性が高まります。
自園の強み、一番であるものは何か?それをどのように伝えていくか?
いま一度、考えてみてはいかがでしょうか?

今回は、概念的な話が中心となりましたが、もし受託事業に興味のある方がおりましたら
メリットや収支についてのまとめた小冊子をDLいただければと存じます。
無料DLはこちら
目次:保育業界の現状と今後について、
受託事業とは(図解)
受託事業のメリット
受託事業の展開にあたって準備すべきこと

~関連コラム~
保育事業者が新規事業(運営受託)で施設数1園から10園へ!【前編】
https://hoiku-kodomoen.funaisoken.co.jp/post-4733/

保育事業者が新規事業(運営受託)で施設数1園から10園へ!【後編】
https://hoiku-kodomoen.funaisoken.co.jp/post-4749/

以上、ここまでお読みくださりありがとうございました。
【執筆者】
船井総合研究所 銭
(お問合せ:s-sen@funaisoken.co.jp)

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