【保育園・こども園 経営】ウィズコロナ時代に、オンライン戦略を

ウィズコロナの時代において「オンライン戦略」を考えていく必要性

皆様、こんにちは。
船井総合研究所の西村優美子です。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が、多くの都道府県ですでに解除されていますが、残された関東4都県と北海道においても、解除となることが表明されました。
現在もなお、休園の状態でいらっしゃる園や自粛により、縮小運営されている園もいらっしゃることと思います。
一方で、小学校の再開にあわせ、休園中の園においても、半日保育や交代での登園等により園を再開させる動きも、徐々に出てきています。

ただし、今回の感染拡大がある程度落ち着いたとしても、第二波・第三波の可能性も論じられており、当然ながら気を抜ける状況ではないということが言えます。

さらに「ウィズコロナ」を念頭においた、「新しい生活様式」も国から公開されました。
今回の感染症への対応により、私たちの生活スタイルはオンライン化を中心として、様変わりしています。
これから訪れる「ウィズコロナ」と言われる時代において、コロナに対する緊急対応であった各種オンライン化が、ある程度新しい生活スタイルとして定着していくことが予想されます。

想定される第二波に備えることはもちろん、新しい生活スタイルに即した運営を実践していく必要があります。

これまで、保育園・こども園の「デジタルシフト」・「働き方改革」について様々な場面でお伝えをしてきました。
これからは業務自体のデジタル化はもちろんのこと、ウィズコロナの時代において、働き方そのもの、広報活動、採用活動、保育・教育の提供も含めて、「オンライン戦略」を考えていく必要があります。

●職員の働き方は?
今回の休園や縮小運営を機に、在宅勤務や交代勤務が発生した園も多くあるかと思います。
今後、新しい働き方として、出勤と在宅勤務を組み合わせた働き方等が今よりも増えてくる可能性もあります。
第二波に備えることはもちろん、多様な働き方の推進を目的にオンラインでの勤務体制を整えていくことも重要になります。

●園児募集や広報活動は?
こども園1号認定であれば園児募集活動、保育園や2・3号認定では、地域への広報活動や一部子育て支援の活動において、いまだリアルの場で集団で実施することは見送られている園が多い状況です。
また、新しい生活スタイルの推進により、保護者側も三密を回避する等(リモート勤務の一部定着、各種イベント等のオンライン体験、EC・デリバリーの利用の増加等含む)、デジタル中心の生活が浸透していくことが予想される中で、今までと同じリアル中心の情報発信では発信力に欠けてしまいます。
今後、オンラインを活用した広報活動に、力を入れていかざるを得ません。
保護者側の情報収集(+一部体験)はますますオンライン化していきます。

●採用活動は?
採用活動も上記と同じくです。採用に関してはまさに今が過渡期です。
求職者側(特に新卒の学生)が情報を得たくても得られない中で、いかに先行してオンラインで情報を発信できるかどうか、が採用に成功するか否かを左右します。

●短時間保育のニーズの増加や在宅保育のニーズの増加も?
週5日毎日は登園しない、もしくは終日過ごすわけではないという園児が出てくる可能性も考えられます。
また、ずっととは言わないまでも、しばらくは登園自粛するという保護者もいらっしゃるかと思います。
さらに、当然ながら第2波に備えることも重要です。
今のリアルの場での保育・教育の提供以外に、これまでもコラムで取り上げてきました自宅でも提供できるオンラインの保育・教育の在り方を考えることが求められるのではないかと思います。

すべてオンラインに移行すべきだというわけではなく、
リアルとオンラインをうまく併用していくことで、
園運営、各種情報発信、保育・教育の提供を時代に合わせて行っていくことが重要です。

コロナに限らず、今後想定される様々な災害等の有事に対し、
スムーズかつ的確に対応できる体制づくりにもつながります。

是非一度ご検討いただければと思います。

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