【保育園 働き方改革】働き方改革をスムーズに進めるには?
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- 働き方改革
Step1~現状把握~
今回は“保育園・こども園における働き方改革”についてお伝えしたいと思います。
以前こちらのコラムにて、働き方改革が求められる背景やその意義をお伝え致しました。
改めてお伝えしたいことは、
“ただシステムを入れるだけでは業務効率化・働き方改革の効果は最大化できない”
ということです。
事前準備から現場フォロー、さらにはシステム以外でのデジタルツールの活用、そしてデジタル以外の施策・工夫・・・
すべての掛け算により、働き方改革による成果をあげることができます。
前回はStep1として現状把握についてお伝えしました。
「誰」が「いつ」「何(の業務)を」「何分」行っているのかを明確にしていくことが重要だというお話です。
今回はその続き、分析についてお伝えします。
情報の収集が終わったら、次は“分析”です。
様々な視点から、自法人・自園はどこに課題があるのかを把握することが非常に重要です。
・園の労働時間における各業務の偏り
・個々人の業務の偏り
・役職別の業務の偏り(適切な職務分掌は除く)
・雇用形態別の業務の偏り
・年次別の業務の偏り
・クラス別の業務の偏り
などなど・・・その他、様々な視点で、
日常業務、行事に関する業務など、全業務の分析を行います。
そうすることで、
・どの業務に多く時間を割いているのか?その業務は時間を割く意味があるものなのか?
・そもそもその業務は必要か?
・そもそもその業務は今までのやり方や在り方を踏襲しなければならないのか?
・その業務は本当にその人でないとできないのか?その人がするべき業務なのか?
・その業務の方法に個人差はないか?
・・・など、様々な課題点が浮き上がってきます。
この課題点は法人によって、様々です。
だからこそ、改めての分析が必要になります。
ここをおさえずに、思いついた施策や他の園でもやっている施策を
むやみに展開してしまうと、効果は最大化されません。
むしろ、頑張ったのに結果が出ない…と現場の職員の方の
モチベーション悪化にもつながります。
そうすると、結果的に働き方改革は定着しません。
ここをおさえることで、自法人にとって、
どの施策を優先的に展開していくべきか、効果を上げやすいかを
検証することができるため、
工数対効果の高い働き方改革を推進することができます。
時間はかかりますが、そのあとの施策の効果最大化のためには必須のステップです。
是非取り組んでみてください。
ただ、
「具体的にどうやって分析すればよいのだろうか…」
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