SNS 広告を活用した名簿獲得施策
いつもお読みいただきありがとうございます。
株式会社船井総合研究所 教育グループの高橋叡功(たかはしえいこう)でございます。
先日、弊社金子からのコラムにて「HP・SNS の強化を今後していきたい」とのご意向をお持ちの法人様が
一定数いらっしゃるとお伝えしました。
※まだお読みいただいていない方はこちらからご覧ください
https://hoiku-kodomoen.funaisoken.co.jp/category-kindergarten-post-6655/
そこで、今回は「SNS 運用」について認定こども園・幼稚園業界における動向をお伝えしてまいります。
ただアカウントを持っているだけではもう遅い・・・?
以前私のコラムにて、今SNSを活用すべき背景や具体的なSNSの種類についてご紹介してまいりました。
(https://hoiku-kodomoen.funaisoken.co.jp/post-6157/)
しかし、今回お伝えしたいのは、これらのSNSアカウント取得した“だけ”ではもう後れを取っているかもしれないということです。
11月の園児募集速報値を全国津々浦々の法人様よりご共有いただいていると、
令和4年度は、近年でもひときわ芳しくない法人様の数が増加傾向にございます。
特に顕著にその影響が出ているのが、首都圏エリアです。
言い方を変えますと、首都圏エリアでも少子化の影響、新型コロナウイルスの影響などの外部要因が積み重なり、より激戦区化してきております。
そんな時改めて重要になってくるのは、
・如何に明確な園の在り方を地域に浸透させることができるか
・そして、如何に効果的にその在り方を届けたい人へ情報を届けていくか
の2点かと思います。
ホームページ・SNSが主流になりつつあるこの令和時代では、SNSによる情報発信、名簿獲得も並行して主流になってきていますので、その名簿獲得の一環として、SNSアカウントを保持していて、定期的に投稿・配信していることに加え、SNS広告を運用していく事が大切な手段となってくるかと思います。
広告を運用する目的
SNS広告運用に関して、認定こども園・幼稚園業界への浸透具合の感触としては、
弊社クライアント様で、ちらほらと運用される方が出てき始めているというのが実態です。
さて、再三となりますが、何のためにSNS広告を運用するのでしょうか?
答えはいたって単純で、入園者数を増やすためです。
では、どのような仕組みで、SNS広告が入園者数を増やすことになるのでしょうか。
もちろん、SNS広告により、園に対して多大なる興味を持っていただき、そのまま即入園するケースもゼロではないかと思います。
しかし、大抵の場合は。即入園とはなりません。
SNS広告をかけることにより、園に興味を持ってくれる可能性が高い方をこれまでの広告と比較した際により効率的に母集団として集めることができ、そのターゲット保護者の方々に一斉に配信ができるのです。
そして、例えば1歳児教室や園庭開放、園見学など足を運んでもらえる方が増加していくこととなります。
例えば、LINE広告であれば、広告出稿額や出稿期間はもちろんの事、
・性別
・居住地
・趣味
・関心 etc…
とこれまでの広告形態では実現することのできなかった形でターゲットを絞り、友達追加を促すことが可能です。
そのため、自ずと費用対効果も高くなる傾向にあることは一目瞭然です。
是非、皆さまの園でも令和4年度の園児募集結果を再度振り返り、
令和5年度以降に向けてSNS広告を活用した名簿獲得をご検討いただいてみてはいかがでしょうか。