【保育園 経営】IT化は必然?各園に合ったITとの向き合い方について

2017年10月10日配信

テーマ:
時流・業界動向

保育事業にIT化は必要か?

皆様、こんにちは。
船井総合研究所の岩嵜と申します。

現在は異業種を中心とした保育事業の参入を通じて、
経営者様のお手伝いをさせていただいております。

今回、保育事業を始めるにあたって、
ITを導入したほうがよいかどうか?

という視点で考え方をご紹介したいと思います。

まずこのIT化ですが、保育園にいる従業員の
業務負担を減らすことが本質的な活用方法を指し、
その効率化領域は広がりを見せています。

ただし、IT化を検討される経営者様は関心はあるにせよ、
今一つ向き合い方や、業務効率化の程度について
よくわからないのが正直なところではないでしょうか。

ITによって業務が効率化される点としては、
保育園に限っては事務作業に尽きます。

連絡帳、保育の計画・準備・調整、
保育の記録など多種に分かれますが、
このような事務作業領域が業務効率化と相性がよく、
効果を大きくすることになります。

また、今では定量的に業務効率化の程度を考える研究も進んでおり、
各ITベンダーが自社製品を取り入れた際に、
どの程度の業務効率化が達成されるのかという事例も出しているので、
確認してみることをお勧め致します。

さらに、IT化により、
保護者とのコミュニケーションが円滑化される事例もあります。

これは保護者自体も携帯端末を持っているため、
保育園のアプリになじみやすく、お子様の写真や活動状況、
さらには保育士とのコミュニケーションツールとして使われています。

このように業務効率化という観点から
ITは効果的であると考えられる一方で、
IT化により失われる側面があり、
ITとの向き合い方を検討・実践している経営者様もおられます。

懸念としては、ITにより、漢字などの国語的な素養を
身に着けらる機会が減少することや、
作文能力の低下が挙げられるといいます。

その点を解消するためにIT化を進めるに際しては、
アナログ的領域の良さを残しつつ、
業務効率化などのメリットを享受することがよいと思われます。

したがって、IT化を検討される際には、
IT導入によるメリットとデメリット、
それによって実現したい状態は何かを
前もって整理したほうがよりよい意思決定につながると考えられます。

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