保育士・幼稚園教諭の新卒採用の時流

2021年8月20日配信

テーマ:
採用・育成

保育士・幼稚園教諭の新卒採用の時流

本日はタイトルに記載の通り、新卒採用についてお伝えさせていただきます。

1.Z世代~デジタルネイティブ世代~

皆様の保育園・こども園・幼稚園では
新卒採用に取り組まれているでしょうか?
新卒と中途採用をバランスよく行っている、
即戦力となる中途しか採用しない、
方針は、法人によっても様々かと思います。

保育の現場で働いている先生方からは、
「学生の質が変わった」
「学生の考え方が自分達の就活時代とは違う」
といった声をよく耳にします。

仮に、高校を卒業してそのまま養成校へ進学した方の場合、
現在就職活動をされている学生は、
2000年代生まれということになります。
2000年といえば、流行語大賞では、「IT革命」という言葉が
ノミネートされた年です。
生まれた時からインターネットが普及し、
身の回りでIT技術が当たり前のようにある環境で育っており
こういった世代は「Z世代」とよばれています。

2.SNSで情報収集をする

Z世代は、当たり前のようにSNSで情報収集をしています。
Googleなどの検索エンジンに加え、
ハッシュタグをたどり情報収集をするということで、
採用のためにinstagramやFacebookといったアカウントを
作成されている法人様も多いのではないでしょうか。

ここで重要になってくるのが、発信して終わりになっていないかということです。
例えば、instagramですと、プロアカウント(無料)で運用することができ、
運用の実績を確認することができます。
フォロワーが増えない場合でも、投稿が見られているか否か、
プロアカウントであれば確認することができます。
また、実際に入職した新卒職員やお問合せをもらった学生に、
どのような経緯で法人を知ったのか、
情報収集をする際にSNSはどの程度参考になったか等を
直接聞くことで、今後の運用改善にもつながります。

3.発信内容を再定義し、採用のジャーニーマップを描く

採用活動では、ターゲットの設定も重要です。
自法人で採用したい人物像はどのような方でしょうか。
その人物像を具体的に思い浮かべて、
どのようにすれば法人の良さが伝わるか、
何が法人の特徴なのか、しっかりとその内容は伝わっているのか?
ということを是非考えてみてください。

そのうえで、意識をしていただきたいことは、
求職者がどのようにして、応募に至るかを踏まえることです。
基本的な流れとしては下記の通りとなるかと思います。
①認知
→求人票やSNS、学校の先生からの紹介、合同就職説明会等を介して法人のことを知る
②興味・関心
→家から近い、保育・教育内容が自分のやりたい内容である等の理由から興味、関心を持つ
③情報収集・検索
→HPを調べる、友人や知人の口コミ
④行動
→園見学や説明会へ応募する

しっかりと、この流れができているか、この機会に振り返ってみてはいかがでしょうか。
ここまでお読みくださりありがとうございます。

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