待機児童0時代到来!「選ばれる園」になる為に取り組むべきこと

2021年6月25日配信

テーマ:
園児募集

待機児童0時代到来!「選ばれる園」になる為に取り組むべきこと

いつもご愛読いただきありがとうございます。
船井総研 保育・教育支援部の児玉 梨沙(こだま りさ)です。

緊急事態宣言は解除されましたが、新型コロナウイルスの感染拡大も続いております。
くれぐれも体調には気を付けながらお過ごしください。

さて、2021年4月時点の保育所受入状況が自治体毎に発表され始めました。
最終的な状況は 例年9月頃に厚生労働省より発表されますが、
今年は新型コロナウイルス感染症の流行による育休延長・リモートワークの増加で、
例年と比べると0歳児クラスに空きがある園が多いという話をよく伺います。

これまでいわゆる「園児募集」に取り組んだことがない、という園も多く、
弊社への相談も増えてきましたので、改めて 園児獲得に向けて
今から取り組んで頂きたいことについてお話します。

1. 園のことを知ってもらう

当然ですが 保育サービスに限らず どんなサービスでも、
まずは「知って」もらわないことには 選んでもらえません。

✓ 園のホームページがない or 作りっぱなしで情報が古い
✓ 園の魅力を伝えるパンフレットがない(入園のしおりのみ)
✓ 園の様子を伝えるSNS(インスタグラム・ブログ等)を利用していない
✓ 子育て支援イベント等 園を知ってもらうきっかけとなるイベントがない
✓ 園児募集チラシの掲示やポスティング、地域誌への出稿等 周知活動をしていない
✓ 問合せ動線が電話のみで、保護者世代のニーズに合わせた動線を準備していない

以上は「園児募集」をしていく上で「最低限」整えて頂きたい内容です。
一つでも取り組んでいない項目がある場合は、早急に手を打つことをお勧めします。

2. 近隣園のことを知る

ここ数年 待機児童解消の為に 認可保育所が新設されたり、
認定こども園へ移行したり、企業主導型保育事業で保育業界に新規参入したり、
地域の保育状況も大きく変化していることかと思います。

✓ 近隣にはどんな業態(認可・小規模認可・企業主導型・認可外等)の園があるか
✓ 近隣園の定員充足状況はどうか
✓ 近隣園に特筆すべきニュースはないか(こども園への移行、新園の開設)
✓ 近隣園の保育・教育サービスは何をしているか
✓ 近隣園の求人状況・条件は自園と比べてどうか

等 もちろん同地域にある園として 協力関係を築きつつも、
「選ばれる園」になる為に その比較対象となる近隣園はどんなことをしているか、
常にアンテナを張って 何か自分たちに取り組めることはないかを模索して頂ければと思います。

また近隣園だけでなく 全国の保育園がどのような先進的な取り組みをしているかを知り、
それをヒントに 「地域一番園」を目指して取り組んでいくのも一つの方法です。

弊社では 業態別の研究会を開催しており、
認可保育所・小規模保育所等を経営する経営者様が集まる「新時代保育園経営研究会」
幼稚園・認定こども園を経営する経営者様が集まる「新時代幼稚園経営研究会」
企業主導型保育所を経営する経営者様が集まる「企業主導型保育事業研究会」がございます。

こちらの研究会に興味のある方は下記バナーをクリックし、「勉強会(研究会)に興味がある」を選択してお申込み下さい。後程担当者よりご連絡させていただきます。

https://lp.funaisoken.co.jp/mt/hoiku-kodomoen/inquiry.html

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

《執筆者紹介》
株式会社船井総合研究所
保育・教育支援部 児玉 梨沙

東京大学教育学部で保育と教育に関する行政の諸対応を研究。
新卒で船井総合研究所に入社。主に保育事業の新規参入及び
運営コンサルティングを行う。現在は各業界の共通課題である
「人手不足」問題への対応をすべく各種制度の見直しを行っている。

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