企業主導型保育所の稼働率向上のためにすべきこと

企業主導型保育所の稼働率向上のためにすべきこと

いつもコラムをお読みくださり、ありがとうございます。
前回のコラムでは、「幼稚園・認定こども園の園児募集」についてお伝えいたしましたが
保育事業の種類によって、募集方法も変わってくることから、
今回は「企業主導型保育事業の園児募集」についてお伝えしたいと思います。

園児募集の必要性について
みなさまが企業主導型保育所を設置された目的は何でしょうか。
人材の採用・定着、地域貢献、新規事業参入、既存事業とのシナジーをうむため…と様々かと思います。
開設がどのような理由であっても、保育事業単体で黒字化したいとお考えの事業者様が大半なのではないでしょうか。
黒字運営を実現するために重要になってくる指標の1つが、定員充足率(在園児数/定員数)です。

出生数は年々減っているにも関わらず、共働き世帯が増加したことで
保育需要は未だ高いままですが、
入園申込の問合せが例年と比べて減っていると感じる園も、中にはいるのではないでしょうか。
需要(子どもを預けたい保護者)と供給(保育施設数)の転換点を迎えることを見据え
このコラムをお読みの皆様には、しっかりと自園における
園児募集の王道パターンを確立していただければと思います。

園児募集年間スケジュールの作成
昨年度は、コロナの影響もあり当初の予定通り、園見学・園開放が
できなかったというような園も多かったのではないでしょうか?
「コロナが落ち着けば、以前のように募集施策がうてる…」という考えも
コロナ前には戻れないという意識で、園児募集のための年間スケジュールを
立てる必要があります。

まずは、園が所在する市区町村では、認可保育施設への入園スケジュールが組まれているのか確認し、
そこから逆算してイベント・説明会のスケジュールを組み立てましょう。
また、認可保育園に落ちたから入園を希望する方よりも、
自園を第1希望としてくださっている方を優先的に案内するための体制を整えましょう。
(例)認可保育施設への応募が10月の場合
連携企業(共同利用)枠の方
→入園案内を送付し、利用希望把握。優先案内を7月中に行う。
地域枠の方(自園が第1希望)
→8月末までに、入園希望届を提出いただいた方には9月中に利用結果を通知
認可保育施設と併願する場合には、優先案内は無し。

上記のように、認可保育施設に落ちたからではなく、選ばれて入園いただくことで
入園後の継続率も高くなることが期待されます。

他園との差別化
選ばれる園になる=他園ではなく自園を選んでもらうためには、
差別化をはかり優位性を示す必要があります。
(もちろん、安心・安全な環境であるといったことは大前提として必要です。)

《船井流差別化の8要素》
① 立地②規模③ブランド④商品力⑤販促力⑥接客力⑦価格力⑧固定客化力
①~③は簡単に変えることができませんが、④~⑧は工夫次第で
すぐに変えることができます。
目の前の子どもたちの支援をすることが保育士の先生方の役割であり、
ノルマという考え方が結びつきにくい業界ですが、
企業の一員として職員の方に園児募集の必要性を知ってもらい、
経営的感覚を持ってもらうことも重要といえます。

5月/6月で園児募集に関するセミナーを開催いたしますので
是非、他園での園児募集施策を知るための機会、
職員の方に園児募集の必要性を知っていただくための場として
ご活用いただければ幸いです。

【webセミナー】稼働率100%を目指すための園児募集
詳細URL:https://www.funaisoken.co.jp/seminar/071604
開催日程:2021/05/18 (火)、2021/05/21 (金)、2021/06/24 (木)、2021/06/28 (月)
オンライン開催のため、PCがあればどこからでも参加いただけます!

ここまでお読みくださりありがとうございました。

 

【執筆者:株式会社船井総合研究 銭】

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