幼稚園教諭・保育士の質の低下
いつもコラムをお読み頂き、ありがとうございます。
今回は幼稚園教諭・保育士の人材育成の必要性についてお話させて頂きます。
私立大学・短期大学等入学志願動向(日本私立大学振興・共済事業団調べ)によると、
私立大学における教員養成系学部の入学定員充足率は、2017年度で102.5%(2013年度
比▲8.4ポイント)と悪化傾向です。
主因は”幼児保育関連学部”の新設です。
学部の増加率に比べ、志願者数・入学者数の増加率は劣後しており、結果、入学定員
充足率が悪化していると考えています。
今後も、短大改組や各部新設に伴い、幼児保育系学部を設置する私立大学は増加する
と考えられ、18歳人口減少トレンドを勘案すると、更に入学定員充足率は悪化すると
考えられます。
この状況下、懸念される事項は、
『幼稚園教諭・保育士の質の低下』
です。
入試における競争原理が働かず、従来不合格となったはずの高校生が大学に進学。
現在の大学教育の仕組みでは、教育の質保証が担保されず、結果、従来対比、大学
卒業レベルに到達していない学生が資格取得、入園してくる可能性が高まっています。
一方、幼稚園・保育所を取り巻く環境は厳しくなってきており、幼稚園教諭や保育士
に求められるスキルは多岐に亘ります。
今後は、幼稚園・保育所が独自に専門士育成プログラムを構築し、魅力あるサービス
を提供できる人材を育てる必要があると考えます。
以上です。
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