こども園は単純ではない

2020年9月7日配信

テーマ:
時流・業界動向 新規事業

『認定こども園の新規開設について』

いつもお世話になっております。

とある法人様の認定こども園公募支援のお手伝いさせていただきました。

認定こども園の新規開設は既存園からの移行とは全く意味合いが異なります。

具体的な相違点は以下の質問に全て集約されます。是非回答について考えていただければと思います。

Q:認定こども園は自治体にとって保育の供給量を増やす以外にどのような意味があるのか?

いかがでしょうか?

質問に回答することができたでしょうか?

この質問は間違いなく難問です。

なぜなら認定こども園の新規開設の事例は少なく基本、既存園からの移行がほとんどだからです。

そのため上記の質問について向き合う機会がほぼありません。

しかし今後は間違いなくこの発想が求められてきます。

答えは単純です。

保育の需要と供給の均衡現象にあります。

その結果認定こども園の保育需要を満たすための移行は不要となります。

それでは認定こども園に対して上記以外にどのような意味を持たせればいいのでしょうか?

これを考えるためのヒントが最初にお聞きした質問になります。

そして新規開設ではこの意味が非常に強く問われます。

是非これからの認定こども園新規開設、移行等を考えられている方は「なぜ認定こども園を開設する必要があるのか?」「そもそもこの法人は何を実現したいのか?」について本気で考えていただければと思います。

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