コロナ禍における認定こども園・幼稚園のBCPとは
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コロナ禍における認定こども園・幼稚園のBCPとは
いつもありがとうございます。
船井総合研究所の島崎です。
新型コロナウイルスの影響で各園でもどのような対応をしていくべきか、思案されていることと思います。
当然と言えば当然ですが、こういった予測不能な有事の際には、通常通りの保育、経営が
出来なくなってしまいます。
このような有事においては、BCPと呼ばれる「事業継続計画」の策定があるかどうかで、安定した運営ができるか否かが決まります。
※BCPとは
自然災害や震災、テロ発生等の緊急事態が生じた際に、事業などへの損害、被害を最小限に抑えつつ、事業を継続することができるように、あるいは早期に復旧することができるようにするための方法、手段を決めておく、その計画のことを指します。
例えば、休園要請が出ている中では、当然のことながら、通常通りの保育活動が出来なくなります。幸い、施設型給付費等の運営費については、休園の影響もなく通常通りの入金がなされるので、すぐさま売上0円になるというリスクはないものの、教育機会の提供が滞ってしまうと、園児の成長や保護者満足度にも大きな影響を与えてしまう恐れがあります。
このような状況下で、園児の成長や保護者満足度を最大限維持するために重要となってくるのが、先に挙げた BCP となります。
BCPの策定に当たり特に重要となるのは、次の2つです。
① どの業務(提供できる価値)を優先すべきか
② ①で挙げた業務(提供できる価値)で担保すべき水準はどの程度か
これらを事前に取り決めておくことで、今回のような状況下においても一刻も早く復旧する、あるいは価値を提供していくためのスケジュールを立てることが可能になります。
早速、普段ご支援させていただいている法人さまでは、
「オンライン保育を導入します!」
「採用活動を今年はオンライン中心に実施します!」
といった形で、有事であっても通常通り(あるいはそれに少しでも近づけることができるよう)にもろもろの業務に当たられています。
さて、このような「有事」と呼ばれる事態は、思い返してみれば、概ね10年に一度は訪れています。
今回の新型コロナウイルスの影響もそうですが、これからの経営を考えた際に、このBCPは用意しておくに越したことはありません。
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