【保育園 経営】幼保業界に求められる働き方革命とは?
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- 働き方改革
人材確保・人材定着に必要なこと
みなさん、こんにちは。
いよいよ、平成30年度が始まりました。
新たに園児を迎える時期で、現場はバタバタしている最中であると思います。
年度末から新クラスや組織体制も変わり、
「本部体制」
をいかに作っていくか、有効な方法はあるのか、
と社会福祉法人・株式系保育事業者・企業主導型の新規参入法人の理事長や社長から
よくご相談を受けます。
○人材確保
○人材定着
を行うために、何が必要となるか、
最近、保育士や幼稚園教諭の就業ニーズを見てみると
・勤務時間
・勤務日数
・勤務体系(シフト)
・有給休暇日数
・子どものイベント時には休暇取得しやすい
など、「働きやすさ」の雇用条件を求めている数が圧倒的に多いです。
ただ、園側のニーズを見てみると
・ショートタイムの勤務者は常勤換算上、カウントできないため採用しない
・一番欲しい保育士は、朝番と遅番の不足する時間帯
・土曜日も勤務してもらえる保育士がほしい
と働き手と雇い手のニーズがかい離してしまっています。
ここ最近、お手伝いしている法人様の保育士採用から定着をみていると
「働き甲斐」<「働きやすさ」
の労働・雇用条件を設定しておられます。
決して、子どもファーストの職員が熱心に教育・保育に当たる職員を採用しないという訳ではありません。
「働き甲斐」は「働きやすさ」が機能して、
採用、定着率へと結びついています。
保育業界以上に苦労している
看護師、薬剤師の採用・定着で功を奏しているのは、
「働きやすさ」の新しい選択肢を増やしてあげたことです。
この考えは、病院・クリニック・薬局が運営する企業主導型保育事業においても導入されており、
・週休3日制
・週休2日制
のいずれかを選択することができるのですが、
「週休3日制」を選択される保育士が比較的多くなっています。
職員のニーズ調査は、
船井総合研究所の「組織力診断」を受審いただけますと、
現職員の満足点、不満点を把握することができます。
まずは、現在働いている職員のニーズを把握していただき、
「働きやすさ」の就労環境づくりができないかを検討ください。
<<http://www.funaisoken.co.jp/lp/lp_esshindan.html>>
次回は、いかに「働き甲斐」を持って、
就労する保育士・幼稚園教諭を増やしていくかを一緒に考えていきたいと思います。