児童発達支援参入で実現する少子化時代でも「選ばれ続ける園」になるには

2026年2月4日配信

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その他

いつもお世話になっております。

株式会社船井総合研究所の俣野です。

 

認定こども園・保育園を運営する法人の皆様にとって、児童発達支援は決して目新しい事業ではないはずかと思いますが、その必要性を感じつつも参入を迷われる背景には、「法人としてどのような価値を地域に提供すべきか」という本質的な問いがあるのではないでしょうか。

 

本記事では、少子化という激流の中で、既存の園が専門的な発達支援機能を備えることが、いかに法人の「教育・保育ブランド」を盤石にし、永続的な存在へと昇華させるかを解説します。

児童発達支援の併設が「選ばれる園」への転換点となる理由

日本の少子化は、ますます進んでおり、43年連続で過去最少を更新しました。

これは単なる市場の縮小ではなく、地域の子どもたちの育ちを支える法人の「基盤」そのものが揺らいでいることを意味します。

 

そのような社会の中でも、地域の保護者から「この園に預けたい」と心から願われる、現代の「法人ブランド化戦略」の一つに児童発達支援の参入で実現するインクルーシブ保育であると考えております。

 

児童発達支援を自園の機能として取り込むことは、法人の経営ブランドを高める多角化・多機能化戦略の一つです。 多くの経営者様が懸念される「経営的メリット」は、単なる数字の積み上げではなく、法人の「信頼の厚み」と「組織の安定」に直結しています。

 

第一に、保護者に対する「圧倒的な安心感」の提供です。

これまでは「少し気になる子」がいても、他機関を紹介するだけで終わっていたかもしれません。

しかし、園の中に専門的な支援機能があれば、保護者は慣れ親しんだ園の先生方に見守られながら、一貫した教育・保育と療育を受けることができます

 

この「トータルサポート」こそが、他の園には真似できない、法人の確固たるブランド価値となります。

 

第二に、職員の「専門性とモチベーション」の向上です。

福祉人材の確保は容易ではありませんが、既存の保育士の中には、発達特性のある子への対応に関心を持ち、専門性を深めたいと願う先生が多く存在します。

 

法人が児童発達支援に参入し、先生に学びと活躍の場、多様なキャリアステップを提供することが出来ます。

その結果、職員の定着率が高まり、質の高い保育が提供されることで、さらに法人の評判が上がるという善循環が生まれます。

 

第三に、法人の「社会的存在価値」の永続化です。

保育園・認定こども園単体では少子化の影響を強く受けますが、発達支援という専門機能を併せ持つことで、地域における法人の役割はより多角的かつ強固になります。

たとえ対象となる子どもの総数が減ったとしても、必要とされる「専門性」の価値は高まり続け、法人は地域になくてはならない「公共財」としての地位を確立できるのです。

モデル法人””学校法人登別立正学園””様の挑戦に学ぶ「理念と経営の融合」

この「ブランド化による永続経営」を体現しているのが、北海道登別市の「学校法人登別立正学園」様です。

 

人口約4.4万人の地方都市、年間出生数がわずか166人という厳しい環境下で、同法人は大きな決断をされました。 理事長の木村氏は、「すべての人に笑顔を届ける」という合言葉のもと、地域の子どもたちが安心して過ごせる場を模索し、児童発達支援・放課後等デイサービス「ビューティフルステート登別」を開設しました。

当初は人材確保や運営の安定に不安を抱えていましたが、既存の保育士が兼務できる体制を整え、彼らの専門性を引き出すことで、その壁を乗り越えられました。

 

結果として、在園児・卒園児を中心に約30名が利用し、定員10名に対して44名が契約するキャンセル待ち多数の人気施設となりました。

 

同園が選ばれている理由は、単なる「療育施設」だからではありません。

「登別立正学園が運営している」という長年の信頼と、個別のニーズに応える高い専門性が結びついた結果です。

 

この成功は、地域の保護者、行政、そして働く職員から「この法人があって良かった」という深い感謝を集めるブランドとなって結実しています。

 

【まとめ】

児童発達支援への参入は、法人が次の時代に向けて「脱・単一経営」を果たし、地域に不可欠な存在へと進化するための通過点です。

真のインクルーシブ保育を実践し、多様な子どもたちの未来を支える姿勢こそが、少子化という逆風の中でも揺らぐことのない最高のブランドを作り上げます。

 

経営者として「いつか」を待つのではなく、地域の子どもたちが今、必要としている支援に手を差し伸べることが、結果として法人の未来を守ることに繋がります。

実務的な不安や運営のノウハウについては、先駆者の知恵を借りることで最小限に抑えることが可能です。

 

そこで、今回ご紹介させていただいた学校法人登別立正学園の木村理事長を特別ゲストにお招きさせていただき、より詳しい参入~成功までのストーリーや、参入の法人経営効果、実務レベルでの「参入のリアル」と「法人のブランド構築術」を生でお伺いできるセミナーを開催いたします。

 

セミナーの詳細確認およびお申し込みは、下記をご覧ください。

お申し込みお待ちしております!

理事長がいま決断すべき児童発達支援・放課後等デイ新規参入

https://www.funaisoken.co.jp/seminar/137415

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