【保育事業者必見!】2025年 特に注目の新規事業3選

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船井総合研究所 子育て支援部の児玉です。

待機児童問題が解消し、子ども・子育て支援施策は「量の拡大」から「質の向上」へしつつあります。

「質の向上」と一言で言っても 「教育・保育の質の向上」「職員の質の向上」等の色々ございますが、わかりやすく差別化しやすいものとしては「就学前児童の預かり機能」以外の「機能」を付加するという考え方があります。

本コラムでは 「機能」的な質の向上に注目し、昨今のキーワードでもある「切れ目のない支援」を実現していくために、保育事業者の皆様に特におすすめしたい新規事業を特に3つに絞ってご紹介します。

注目新規事業① 児童発達支援・放課後等デイサービス

インクルーシブ保育が注目される中、「児童発達支援・放課後等デイサービス」を開設する保育事業者はますます増えています。

特に最近は 園舎建て替え時に児童発達支援・放課後等デイサービスを実施する部屋を準備したり、利用定員引き下げ時にできた部屋を活用したりして、園内に児童発達支援・放課後等デイサービスを設置するケースが人気です。

園と連携した 療育支援を行うことで、保護者・職員の負担を軽減しつつも、こどもの発達・成長に寄り添った支援が実施できる本事業はますますニーズが増えています。

注目新規事業② 産後ケア事業

こども大綱やこども未来戦略方針の中でも 支援強化がうたわれている「産後ケア事業」ですが、助産院等だけでなく、保育園で実施するケースというのも徐々に増えつつあります。

産後の体力的にもつらく、なかなかゆっくり休む時間が取れないお母さんに身体的・精神的な休息の時間を提供できるこの事業は とても人気です。

また 早期にこども・子育て世帯と接点を持つことで、保育園への入園のイメージが沸き、また園への信頼が高まり その後の0歳児入園に繋げやすいという大きなメリットもあります。

注目新規事業③ こども誰でも通園制度

昨年度から一部の自治体でモデル事業が開始したこの新制度は、保護者から特に注目されている事業の一つです。

自治体によっては 予約受付開始から30分で100名近くが殺到し、途中で受付を中断した、というケースもございます。早期の預かりニーズにこたえることでこちらも園児募集につなげやすく、既存事業の運営安定化という観点でも注目の事業です。

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