「良い保育をしていれば園児が集まる」とは!?
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いつもお読みいただきありがとうございます。
株式会社船井総合研究所の菊地でございます。
表題の「良い保育をしていれば園児が集まる」は弊社が保育事業者の方々とお付き合いさせていただく中でよく出てくるワードです。
本コラムでは、このワードをについて考えていきたいと思います。
「良い保育」を差別化の8要素で改めて考える
まず「良い保育」とはなんでしょうか。
「良い保育」をすることで他園と差別化され、「園児が集まる」ということだと思いますので、船井流の「差別化の8要素」で考えてみます。
「差別化の8要素」とは、
①立地 ②規模 ③ブランド力 ④商品力 ⑤販促力 ⑥接客力 ⑦価格力 ⑧固定客化力
の順で、より他との差別化を図ることができる項目となります。
この中でも、
①立地 ②規模 ③ブランド力の3つは「戦略的差別化要素」と言い、簡単に変えることができず、
④商品力 ⑤販促力 ⑥接客力 ⑦価格力 ⑧固定客化力 は、「戦術的差別化要素」と言い、①~③と比較すると企業努力で変えやすい項目です。
では、「良い保育」はこの中のどれにあたるでしょうか。
法人ごとに考え方は様々だとは思いますが、提供する保育内容という意味では、④商品力が該当すると、今回は考えてみます。
また、保育は一般的な小売り業などとは違い、商品を作る人(=保育を提供する人)が、接客する人(=保護者対応する人)でもあるため、⑥の接客力も該当し、「良い保育」=④商品力×⑥接客力だと言えるのではないのでしょうか。
つまり、「良い保育」とは、「提供する保育内容の磨きこみ続けること」と「それを提供する保育者の質の磨きこみ続けること」だと因数分解ができました。
そして、今後どんな法人を目指すかによって、どんな保育内容を提供すべきか、どんな職員を目指して欲しいかは、法人ごとに異なると思いますので、経営者の皆様ご自身がさらに突き詰めて考える必要があることだと思います。
保育業界のライフステージが進む中、上記を突き詰めて考えて、自法人にとっての「良い保育」を実現するための取り組み(理念の明確化や研修、評価等)を実施できている園が今後も「良い保育をしていれば園児が集まる」と言い続けられるのではないでしょうか。
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いかがだったでしょうか。
本日は、「良い保育」について考えてみました。
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