【企業主導型保育事業者向け】保育所等利用児童数減少に備えた園児募集！

いつもお読みいただきありがとうございます。
株式会社船井総合研究所の菊地でございます。
 
少し暑さが和らぎはじめたこの頃、皆様いかがお過ごしですか。
8月30日に内閣府より、令和4年度の「保育所等関連状況取りまとめ」が公表されました。
(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27446.html)
皆さまお手すきにお目通しいただければと思います。
 

令和4年度は保育所等利用児童数が大幅減少！？

 
令和4年度の「保育所等関連状況取りまとめ」の中で注目すべき点として、
令和4年度は、集計の始まった平成24年以来初めて、保育所等利用児童数の合計が前年度の合計を下回りました。
具体的な数値としては、令和3年度は2,742,071名が保育所等を利用していましたが、令和4年度は2,729,899名となり、12,172名の減少となっています。
一方で、保育所等利用率は、令和3年度は49.4%、令和4年度は50.9%と上昇していることを考えると、利用率の上昇を上回る人口減少スピードであるといえます。
また、待機児童数は全国で3,000人以下となり、全就学前児童数の0.1%になりました。
 
つまり「認可保育園がいっぱいで入れなかったから」という理由で定員が埋まっていた企業主導型の園は一気に苦しい状況になってくる、既になっているといえます。
 
しかし、しっかりと自園の強みを発揮できている企業主導型保育園はキャンセル待ちができるほどになっています。
「認可保育園に落ちたから」という消極的な理由ではなく、「この園に通いたいから」という積極的な理由で保護者に入園してもらえるよう強みを発揮していきましょう。
 

企業主導型保育園の強みを活かした園児募集

 
企業主導型保育園の強みを改めて考えていきましょう。
 
①保護者との「直接契約」が可能
先日、弊社 塚本からもお伝えさせていただきましたが、
企業主導型保育園の強みの1つは、認可保育園とは異なり自園で入園を受け付けられることです。
それを活かすためには、保護者の保活スケジュールに合わせた園児募集のスケジュールを立てる必要があります。
例えば9月現在であれば、多くの自治体で来月、再来月から始まる認可保育園の申し込み受付開始に備え、園見学を行っている保護者が増えている時期です。
認可保育園と違って、確実に入園の約束ができる企業主導型保育園は、この時期から入園説明会を実施していくべきだといえます。
 
②「連携企業契約」という仕組みがあること
「地域枠が定員の半分しか受け入れられないから、仕方なく連携企業契約先を増やす」という発想になってしまっている方は非常にもったいないです。
自園を保護者に選んでもらうために最も重要なことは“認知を広げること”です。
つまり多くの保護者の方に園の存在を認知してもらい、魅力を知ってもらうことが重要です。
子育て世代の孤立が叫ばれる近年では、“地域内での口コミ”以上に、“連携企業社内の保護者間での口コミ”の方が発生させやすいといえます。
連携企業をたくさん契約し、うまく活用できている企業主導型保育園は、連携企業からの紹介で一定の園児数を安定して確保することができています。
企業主導型にしかない「連携企業契約」という強みを活用していきましょう。
 
実際に、直接契約と連携企業契約を活用し、令和4年度9月現在で、既に令和5年度4月時点の園児数8割が確定、年齢別園児数の調整のため、あえて枠を空け、希望年齢以外の問い合わせをキャンセル待ちでお願いしている、
まさに“選ばれる園”として、山梨県甲府市に位置し 歯科医院が運営するつくしんぼ保育園（定員12名）が挙げられます。
 
山梨県甲府市は2015年から7年連続で待機児童が0名であるにもかかわらず、
つくしんぼ保育園は多数のキャンセル待ちが出ており、常に満定員状態となっています。
 
「企業主導型向け 4月から満定員を目指す！園児募集セミナー」では、
そんなつくしんぼ保育園がなぜキャンセル待ちをつくれたのか、
また小規模の企業主導型保育園でも行うことのできる園児募集施策を大公開します！
 
気になる方は、ぜひお申込みください。
 

企業主導型向け 4月から満定員を目指す！園児募集セミナー

 
本日は令和4年度「保育所等関連状況取りまとめ」から、保育所利用児童数の減少状況と、そんな状況下においても企業主導型保育園が定員充足させるために活かすべき強みについてお伝えさせていただきました。
企業主導型保育園だからこその強みを活かして、園児募集を行っていきましょう。
 
「企業主導型向け 4月から満定員を目指す！園児募集セミナー」では、時流解説はもちろん、
山梨県甲府市に位置し 実際に4月から満定員を達成している歯科医院が運営母体のつくしんぼ保育園をゲストとしてお呼びして、
園児募集の取り組み事例についてたっぷりとお話しいただきます。
 
☑今年の4月は満定員でスタートできなかった…
☑園児募集施策を実施しているが、思うように効果が出ない…
☑園児募集施策は既に思いつくだけ実施した…
☑園児がうまく集まらず赤字続き…今すぐにでも園児を増やして収支の改善を図りたい…
☑小規模保育所でどのような特色を打ち出せば良いのか分からない…
 
上記に1つでも当てはまる経営者の皆様はぜひご参加ください！
 
＜開催日程＞
②2022/09/16 (金)　13:00～15:30＠Zoom
③2022/09/20 (火)　13:00～15:30＠Zoom
④2022/09/22 (木)　13:00～15:30＠Zoom
 
＜参加費用＞
・一般価格　15,000円 （税込 16,500円）/ 一名様
・会員価格　12,000円 （税込 13,200円）/ 一名様