安定的な定員充足に向けた、今からできる園児募集

2022年3月15日配信

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安定的な定員充足に向けた、今からできる園児募集

いつもお読みいただきありがとうございます。
株式会社船井総合研究所の永田屋と申します。

 

本メルマガではこれまでも、保育所における「園児募集」の重要性についてお伝えをしてまいりました。少子化が進む中でいかにして地域で一番の園になるか、そして定員充足率100%を維持し続けられるかが、法人の安定運営に非常に重要であるとともに、年々その難易度が高くなっているという現状があります。

 

特にこれまで保育業界では、積極的な情報発信や募集活動が行われてこなかったり、むしろタブーのように考えられてきた側面がありました。保育所を利用したい人が年々増加していた頃はそのような積極的な園児募集活動をせずとも、定員を埋めることができていたという法人も数多くいらっしゃるかと思います。

 

しかし上述の通り、近年加速する少子化等の影響により、勝手に園児が埋まるという状況は起こりにくくなってきています。市場の環境が次のステップに進み、これまでのやり方では通用せず、新しい環境に適応した法人が生き残る、そのような時代に突入しつつあります。

 

では具体的にどのような取り組みをしていけば良いのでしょうか。これまで募集活動に積極的に取り組んでこなかった法人様では、そもそも何をすれば良いのかわからない、というお声もよく聞くようになりました。本日はオンライン・オフラインの両面から、一足早く募集活動に取り組んでいる法人がどのような取り組みを行っているのかをご紹介できればと思います。

 

【オンライン】
保護者の情報収集の主流はオンラインへと変遷してきています。もちろんこれまでと同様に保護者間の口コミなどから園を知る方も多くいらっしゃいますが、そのうえで関心を持った方は大多数がホームページやSNSで情報を検索します。そこでの情報の充実度や魅力発信が、入園を希望するか否かに大きな影響を与えます。

 

スマホ一つで情報が手に入れられることが前提となっている世の中において、ホームページは園の顔といっても過言ではありません。園の雰囲気や魅力を正しく伝えられているか、保護者が知りたい情報は網羅されているかといった視点から、まず検討していく必要があります。

 

加えて20代・30代の保護者層は、ほぼ大半がSNSを利用しており、日常的な情報の収集もSNSを通じて行うことが主流になってきています。InstagramやLINE、YouTube、TikTokなど、それぞれ異なる特徴を持ったSNSが数多く存在しており、それぞれの特徴を把握したうえで何を目的とするのかに合わせた適切な使い分け・運用が求められます。

 

【オフライン】
オンラインでの広報活動が重要性を増す一方で、オフラインでの取り組みも継続していく必要があります。地域の保護者の活動を把握したうえで、例えば病院や郵便局、美容室などへのチラシやリーフレット等の設置は、保護者の日常の中における園の認知を促します。

 

加えて園を認知した保護者がもっと園のことを知り、かかわりを持ってもらえるよう、定期的な園イベントの開催も有効です。いきなり入園説明会はハードルが高くても、子どもと一緒に参加できるイベントや、保護者講座などはより気軽に参加することができ、園と保護者の接点づくりを促すことができます。

 

本格的な園児の募集活動は一般的に秋以降になります。それまで時間がある今だからこそ、上記の視点で募集活動を振り返り、万全の態勢で秋を迎えられるようご準備いただければと思います。

 

船井総研では、4月・5月に認可保育所向けの園児募集セミナーを開催いたします。上記の園児募集の考え方に加え、具体的なノウハウや実践事例をご紹介させていただきますので、ご関心のある方はぜひ下記URLより詳細をご覧ください。https://www.funaisoken.co.jp/seminar/084660

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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