定員充足率100%を維持するために必要な考え方

2022年3月14日配信

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定員充足率100%を維持するために必要な考え方

いつもお読みいただきありがとうございます。
株式会社船井総合研究所の永田屋と申します。

 

まもなく新年度を迎えるにあたり、卒園児の送り出し、そして新しい園児を迎え入れる準備にお忙しくされているところかと存じます。

 

日々保育事業者様とお話する中で、コロナもあり見学者や申込者数が大きく減少していたり、定員に空きが生じ始めてしまっているという法人様のお声もよく聞くようになりました。また今は充足しているものの、中長期的には少子化・人口減少により今の規模を維持し続けられるか不安、というお声も耳にすることが多くなってきております。昨年度以前と比較して、皆様の園では申込者数や新規入園者数について変化はございましたでしょうか。

 

園の安定的な運営維持には、当然ですが安定的な定員充足が前提となります。しかし、上述のような人口減少や近年の積極的な保育所の整備に伴い、その難易度は年々高くなる傾向にあります。これまでは何もしなくとも利用調整で自治体が定員を埋めてくれるのが当たり前だったエリアも、そもそもの需給バランスが崩れることで、利用調整だけをあてにしていては定員が埋まらないという地域も多く出てきております。

 

そのような中で、定員充足率100%を維持し続けるためには、「園児募集」の取り組みを多様な面から総合的に考えていく必要があります。本日はこれから抑えておくべき3つの視点をご紹介できればと思います。

 

の仕組みづくり
いかに良い保育を実践していても、保護者に情報が届かなければ、保護者の具体的な行動につなげることはできません。何をするにしてもネットで情報が得られる時代において、HPやSNS上の情報発信力は園の認知・興味関心を促すのに非常に重要な役割を果たします。またオンラインでの集客だけでなく、チラシやポスター、口コミなどのオフライン集客も併せて、総合的に集客の仕組みづくりを検討していく必要があります。

 

③入園見込み者へのアプローチ
過去に問い合わせがあった方やイベントに参加していただいた方、子育て支援事業などにご参加いただいた方に対し、次のイベント案内や説明会の案内などの継続アプローチを行うことも、子どもの数が限られる中ではより一層求められるようになります。園と接点を持っていただいた方は、今後入園を検討する見込みが比較的高い方になるため、園とつながりを持ち続け魅力を知ってもらう、興味関心を深めてもらうための取り組みが、次年度の申込数に大きな影響を与えます。

 

安定的に定員充足100%を維持し続けるためには、この「保育の質」「集客」「継続アプローチ」の3点をしっかりと抑えていく必要があります。それぞれのポイントをもとに自園の取り組みを振り返り、ぜひ今後の園児募集を考える上での参考にしていただければと思います。

 

船井総研では、4月・5月に認可保育所向けの園児募集セミナーを開催いたします。上記の園児募集の考え方に加え、具体的なノウハウや実践事例をご紹介させていただきますので、ご関心のある方はぜひ下記URLより詳細をご覧ください。
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/084660

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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