童発達支援の利用者集客　成功事例紹介

2025年12月1日配信

テーマ：: 新規事業セミナー・研究会のご案内

いつも本メールマガジンをお読みいただきましてありがとうございます。
船井総合研究所の石川です。

昨今、保育園を運営されている事業者様でも、地域や保護者からのニーズ多様化に対応するため、児童発達支援の運営を検討・開始される法人が増えてきており、ご相談としても非常に多くいただいております。
児童発達支援を安定的に運営していく上で、最も重要となるのが「利用者様の募集」です。
本日は、事業の土台を固めるための児童発達支援の利用者募集について、具体的なポイントをお伝えさせていただきます。

児童発達支援の利用者募集において、Web施策と並んで欠かせないのが、地域の「相談支援事業所」や「保育所・幼稚園・認定こども園」といった関係機関からのご紹介です。
しかし、多くの事業者様から、このようなお悩みを伺います。
「定期的に挨拶回りに行っているが、なかなか紹介につながらない…」
「チラシを置いてもらうだけで、手応えがない…」
「『対象の方がいらっしゃった際にはご連絡します』と言われるだけで終わってしまう」
地域に事業所が増えている今、単に「自事業所に空きがあります」「紹介をお願いします」と伝えて回るだけでは、多忙な相談支援専門員様や園の先生方の記憶に残ることは難しくなっています。
そこで今回は、訪問営業のやり方を根本から見直し、「4つの鉄則」を徹底することで、開所3ヶ月で19件もの問い合わせを獲得した事例をご紹介します。

■ 事例：開所3ヶ月で関係機関から19件の問合せを獲得！

こちらは、新規開所にあたり、地域の関係機関への訪問活動に力を入れ、開所からわずか3ヶ月で、関係機関経由だけで19件もの問い合わせを獲得することに成功した事例です。
なぜ、これほどスムーズに多くの紹介をいただけたのでしょうか？その秘訣は、以下の「営業の4つのポイント」を徹底したことにありました。

■ 成果を生み出す「営業の4つのポイント」とは？

特定の職員のスキルに依存する「属人的な営業」から脱却し、組織全体で成果を出し続ける「再現性のある仕組み」としての営業活動になります。

【① 高精度】データを活用した「ターゲティング」
やみくもに全ての事業所を回ることはしませんでした。自治体のデータ等を活用し、「どのエリアに対象児童が多いか」「どの相談事業所がアクティブか」を分析。見込みの高い訪問先をリストアップし、優先順位をつけてアプローチすることで、限られた時間で最大の成果を生み出すことができます。
【② 高頻度】忘れられないための「接触頻度」
「一度挨拶して終わり」ではありません。人は時間が経てば忘れてしまいます。毎月、または季節ごとに「事業所通信」等のニュースレターを持参・送付し、定期的に接点を持つことで、事業所・顔を覚えてもらうことが重要です。
【③ 高再現性】誰でも同じ説明ができる「標準化」
「説明が上手な人しか契約が取れない」という状態を脱却するために、「アプローチブック」（写真や動画で療育内容を可視化した資料）を作成しました。このツールを使うことで、経験の浅い職員でも、事業所の強みや魅力伝えることができます。
【④ 営業管理】行動と結果の「見える化」
「営業に行けているか行けていないか」を個人の感覚に任せず、営業管理シートで進捗を徹底管理することもポイントの一つです。「いつ、誰が、どこに訪問し、どんな反応だったか」を記録・共有することで、関わる職員全体で訪問の漏れを防ぎ、次のアクション（再訪問のタイミング等）を明確にすることが重要です。

■ 貴社でもすぐに取り組める！「紹介」を生む関係構築のヒント
本日は、実際の事例をもとに、訪問営業のポイントをお伝えいたしました。
自社の療育を分かりやすく伝えられているか？
事業所の魅力や特徴を、誰が訪問しても変わりなく伝えられているか？
地域の関係機関の方に、覚えてもらっているか？
この視点を持つだけで、訪問営業の質は劇的に変わります。
今回ご紹介させていただいた事例で実際に活用されたツールや、訪問営業以外の集客手法についても、セミナーにて詳しく解説させていただきます。
本セミナーでは、Web集客からリアル営業まで、「実際の成功事例」を20連発でご紹介します。「自社でもできるかも」と具体的なイメージが湧くはずです。ぜひセミナーにご参加いただき、そのヒントを、明日からの「支援の輪を広げる」活動にお役立てください！
＼明日からできる！児童発達支援利用者集客セミナー／

・放課後等デイサービス
・マーケティング
・経営戦略
・新規事業
・セミナー・研究会のご案内
・加算・減算