【保育園の働き方改革】保育士が定着する園づくりの秘訣!
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その改革、「働かせ方改革」になっていませんか?
先生の園の取り組みが進まない原因、それは知らず知らずのうちに「働かせ方改革」になってしまっているからかもしれません。
「働き方改革関連法」等で定められている法的要件を満たす事を目的に園や法人が取り組む改革のことを「働かせ方改革」といいます。
この場合、改革の主語は「雇う側=園」。
これでは現場の職員は「やらされ感」を抱き、新しいやり方を覚えること自体が負担になってしまいます。
私たちが目指すべきは、主語が「現場で働く人=保育士」となる「働き方改革」です。
保育士自身が「どうすればもっと働きやすくなるか?」を主体的に考え、実行していく改革こそが、職員のモチベーションを高め、職場環境を本質的に改善します。
一人の離職が既存職員の負担増を招き、さらなる離職へと繋がる「負のスパイラル」は、何としても避けなければなりません。
職員が主体となる「働き方改革」は、単なる業務改善ではなく、最重要の人材定着戦略なのです。
職員が主役になる!明日から始める実践ステップ
大切なのは、自園の課題を正確に把握し、計画的に進めること。
その成功の鍵は
「PDCAサイクル」を回し続けることにあります。
Step 1:【PLAN】まずは現場の「声」を聴くことから
改革の第一歩は、全職員の業務実態を正確に把握することです。
そこで効果的なのが、全職員を対象とした業務アンケートです。
1日の業務内容とかかる時間、残業の実態、そして「今、何に一番負担を感じているか」といった生の声を拾い上げましょう。
集まった結果を分析すれば、取り組むべき課題の優先順位が自ずと見えてきます。
Step 2:【DO】園長先生一人で頑張らない!
課題が見えたら、いよいよ実行です。
しかし、働き方改革は園長一人ではできません。
ここで不可欠なのが、職員を巻き込んだ「プロジェクトチーム」の結成です。
チームで課題に取り組むことを全職員に周知し、協力を仰ぐことで、「自分たちの職場を良くする」という当事者意識が生まれます。
実際に効果が出た具体的な実践事例紹介は、無料版のダウンロードレポートでご確認ください。
終わりに
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
「働き方改革」とは、職員が主役となり、自分たちの手で働きやすい環境を創り上げていく、創造的でやりがいに満ちたプロジェクトです。
そして、職員が活き活きと働ける職場は職員定着はもちろんのこと、保育の質を高め、保護者から信頼される「選ばれる園」への最も確実な第一歩となります。
本日の内容が、園運営の一助となれば幸いです。
より詳しい進め方や他園の事例にご興味のある方は、個別のご相談も随時受け付けておりますので、どうぞお気軽にご連絡ください。
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職員が主体的に「働きやすい職場」を創るための具体的なノウハウを、この1冊に凝縮しました。
人手不足の解消、業務効率化、そして保護者から「選ばれる園」づくりを実現する実践的なヒントが満載です。
明日からの園運営に、ぜひお役立てください。