【現地視察ツアー】地域に必要とされる保育園になるために!
船井総合研究所 子育て支援部の小島です。
いつも保育園経営.comのコラムをお読みいただきありがとうございます。
今回は、毎年ご好評いただいている「最先端保育園 現場視察ツアー」のご案内です。
今、保育業界は大きな転換期を迎えています。
少子化という避けられない波に加え、保育士不足など、保育園の経営環境は厳しさを増しています。
事業売上が5年で2倍に!その秘訣は「現場の声」にあり
「この先どうすればいいのだろう?」
そうした閉塞感を打ち破るヒントが、香川県・小豆島にあります。
今回の視察先である香川県小豆島は、年間出生数が100名に満たない、まさに「日本の縮図」ともいえる地域です。しかし、この厳しい環境下で、たった5年で事業売上を2倍にまで成長させた法人が存在します。それが、「社会福祉法人 清見福祉協会様」です。
清見福祉協会様は、「事業を大きくしたい」という発想ではなく、職員や保護者といった「目の前の声」に耳を傾けることから始まりました。「こんなサービスがあったらいいな」「こんな環境で働けたらいいな」という小さな声が、次々と新しい事業に結びつき、結果として地域に不可欠な存在へと進化していったのです。
保育園の枠を超える!地域に必要とされる多機能化戦略の実際
【インクルーシブ保育(児童発達支援)】
発達に不安を抱えるお子様と向き合う職員や保護者の想いが原動力となり、インクルーシブ型の児童発達支援事業が生まれました。保育園で培った専門性を活かし、誰もが共に育つ社会を目指しています。
【子育て支援センター】
「働いていなくても、この園に子どもを通わせたい」という保護者の声から、認可保育園を認定こども園へと移行。さらに、遠方から通う親子のために、別の町に新たな拠点を設けるなど、子育て世帯を多角的にサポートする体制を築き上げています。
【スクール事業/カフェ事業】
「こんな習い事があったら」という保護者の声と、「バレエが得意」「バリスタ資格がある」といった職員の特技と結び合わせた、多彩なスクール事業や親子でくつろげるカフェ事業が誕生しました。園で働く職員の個性を生かし、新たな収益の柱を確立しています。
これらは、職員や保護者の「あったらいいな」の声から生まれた事業のほんの一部で、一つひとつの声に応えるうちに、いつしか事業は多角化し、清見福祉協会様は地域にとって「なくてはならない存在」へと進化を遂げたのです。
今回の「経営者・事業責任者必見!最先端の保育現場視察ツアー2025」は、これらの事業が生まれた背景、そして成功の裏側にある具体的なノウハウを、現地で直接体感できるまたとない機会です。
少子化の波を嘆くのではなく、地域にとって「なくてはならない存在」となる。
その答えが、この小豆島にあります。ぜひ、先生ご自身の目で、未来を切り拓く最前線のモデルをご覧ください。
経営者・事業責任者必見!最先端の保育現場視察ツアー2025


【開催概要】
開催日時:2025年11月14日
集合場所:JR高松駅
集合時間:9:30(17:00 JR高松駅解散予定)
【参加料金】
・一般価格 66,000 円 (税込)/ 一名様
・会員価格 52,800 円 (税込)/ 一名様