【現地視察in小豆島】年間出生数100人未満の小豆島で学ぶ、子ども・子育て支援を核とした事業展開で地域社会を支え、盛り上げる秘訣とは?
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船井総合研究所 子育て支援部の児玉です。
本日は、毎年満席となる大好評の「最先端保育園 現地視察ツアー」のご案内です。
今年は、年間出生数100名に満たない香川県小豆島で、創意工夫と実行力により成長を遂げる「社会福祉法人 清見福祉協会様」を訪問します。 超少子化時代における子育て支援の最前線モデルから、明日からの園経営に繋がるヒントを学びませんか?
「あったらいいな」を次々と実現!人口減少地域で事業売上が5年で2倍に
瀬戸内海に浮かぶ香川県小豆島は、人口約25,000人、年間の出生数が100名に満たない、「日本の縮図」ともいえる地域です。このような極めて厳しい環境下で、事業売上を5年前の2倍にまで成長させているのが、今回の視察先である社会福祉法人 清見福祉協会様です。
その秘訣は、地域ニーズを的確に捉え、保育の枠組みを大胆に超えていく「多角化・多機能化経営」にあります。
清見福祉協会様の成長の原動力は、「事業を大きくしたい」という考えから始まったわけではありません。 それは、利用者の方々や、ともに働く職員の「あったらいいな」という声に、一つひとつ丁寧に応え続けた結果でした。
・「働いていなくても、この園に子どもを通わせたい」という保護者の声に応え、認可保育園を認定こども園へ移行
・一人の職員の妊娠を機に、「育休後も安心して戻れる場所がほしい」という声が職員から上がり、企業主導型保育園を島内2箇所に開設
・「発達に不安がある」という保護者の気持ちと、現場で向き合う職員の想いを形にしたインクルーシブ型の児童発達支援事業を開始
・「園の美味しい給食を夕食にも」という声から、お惣菜販売をスタート
目の前の声に真摯に耳を傾ける姿勢が、次の事業を生む好循環を創り出し、持続的な成長を実現しています。
保育の枠を超える!地域に不可欠な多角化・多機能化戦略
清見福祉協会様は、認定こども園や放課後児童クラブ、企業主導型保育事業などの公的事業で安定した経営基盤を築きながら、スクール(習い事)事業やカフェ事業、総菜販売事業など 保育の枠を超えた自主事業にもチャレンジし、地域課題を解決されています。
清見福祉協会様は、行政サービスでは手の届かない、地域が本当に必要としている機能を担うことで、法人は地域コミュニティにとって「なくてはならない存在」へと進化しています。
少子化の波が日本全国の保育園経営にも大きな影響を与え、2024年度は保育園倒産件数が過去最高、2025年も前年を上回るペースで推移していると言われる中、清見福祉協会様は創意工夫と実行力で成長を遂げる、まさに超少子化時代における子育て支援の最前線モデルです。
本ツアーでは、認定こども園、企業主導型保育園、児童発達支援、カフェやデリ事業まで、多岐にわたる事業の現場をご自身の目でご覧いただけます。清見福祉協会様は、その多くの事業を認定こども園に近接・隣接する土地や建物で実施されており、土地や建物の活用方法は今後の事業展開や空き教室の活用の上で参考になる部分も多いかと思います。
また、多くの職員が複数事業を兼務しながら連携して業務にあたっている様子も現地だからこそ見れるポイントです。
・時流・業界動向
・新規事業
・ブランディング
・児童発達支援・放課後等デイサービス
・学童保育
・企業主導型保育
・こども園移行
・セミナー・研究会のご案内
経営者・事業責任者必見!最先端の保育現場視察ツアー2025


【開催概要】
開催日時:2025年11月14日
集合場所:JR高松駅
集合時間:9:30(17:00 JR高松駅解散予定)
【参加料金】
・一般価格 66,000 円 (税込)/ 一名様
・会員価格 52,800 円 (税込)/ 一名様