児童発達支援、利用者募集で失敗しないために!押さえるべきポイント解説
いつも 本メールマガジンをご覧いただきありがとうございます。
船井総合研究所 の金子です。
日頃、皆様においては地域の子どもたちの成長を支える上で、日々熱心な取り組みをされていることと存じます。
本日は、ここ数年で保育園運営法人様からもさらに注目されている「児童発達支援」についてお話いたします。
児童発達支援事業の立ち上げを検討する上で、最も重要な要素の一つが「利用者募集」です。
どれだけ素晴らしい施設を作っても、利用者が集まらなければ事業として成り立ちません。
「児童発達支援の場合の利用者募集って、具体的に何をすればいいの?」
「園児募集と何が違うの?」
「効果的な方法が知りたい…」
という点が気になる方は、是非最後までお読みください。
児童発達支援の利用者募集のポイント①関係機関への営業
保護者からの直接の問い合わせや見学が多い保育園とは異なり、
児童発達支援の場合は、関係機関からの紹介も重要な集客経路となるため、連携が重要です。
児童発達支援の利用を検討している保護者の多くは、相談支援事業所を経由して紹介を受けることが少なくありません。
相談支援事業所では、相談支援専門員が児童発達支援サービスを利用するために必要な利用計画を作成するため、これらの事業所はサービス利用を検討している方が必ず訪れる場所であり、多くの紹介が見込めます。
そのため、相談支援事業所への直接の挨拶回り、いわゆる「営業」が重要な活動となります。
福祉業界における営業のポイントとして、以下の4点が重要です。
①高精度: 紹介を得られやすいところを優先的に営業する。
②高頻度: 1回きりで終わらせず、継続的に関係性を構築する。
③高再現性: ツール(アプローチブック等)を使用し、誰が訪問しても同じ情報を提供できるようにする。
④営業管理: いつ、誰が、誰に、何を話したかを明確に管理する。
その他にも、自治体の障がい福祉課、療育センター、保健センター、近隣の保育園・幼稚園・こども園へなどへの継続的な訪問も不可欠です。
児童発達支援の利用者募集のポイント②検索広告をはじめとしたWEB活用
園児募集と同じく、児童発達支援の利用者募集においても、
「WEB活用」は必須になっています。
ホームページやSNSの活用はもちろんのこと、
児童発達支援の場合は「PPC広告」の活用も効果的です。
PPC広告とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、ユーザーが特定のキーワードを検索した際に、検索結果ページに自社の広告を表示する仕組みです。
「児童発達支援」というキーワードや制度自体をまだ知らない保護者も多いため、
直接検索エンジンで「児童発達支援」と検索されるだでなく、他にも以下のようなキーワードで検索することが想定されます。
例:「○○市(地域名) 児童発達支援」
例:「発達 遅れ 相談」
これらのキーワードに対して広告を表示することで、
発達に課題を感じているお子さんを持つ保護者や、支援を必要としている保護者に対して、効率的に事業所の存在を知らせることができます。
児童発達支援の【立ち上げ】や【利用者募集】のポイントを一挙解説!


今回のメルマガでは、
児童発達支援事業の【利用者募集】のポイントについて解説しました。
船井総合研究所では、児童発達支援の参入から、安定的な運営までの流
れ・ポイントをまとめたセミナーを開催しております。
セミナーでは、メールマガジンでお伝えした内容をさらに深く掘り下げ、児童発達支援事業参入に必要なノウハウを体系的にお伝えします。
・利用者が集まる療育プログラムの成功事例(ゲスト法人様のご登壇)
・立ち上げのスケジュールと準備
・成功する利用者募集戦略
・収益性を高める運営のコツ
など、実践的な情報が満載です。
保育事業以外の新たな収益の柱を作り、地域貢献にも繋がる児童発達支援事業。
この機会に、参入への第一歩を踏み出しませんか?
是非、ご参加をお待ちしております。