園児募集の鍵は「認知最大化」!検討するべき打ち手とは?

2025年4月21日配信

テーマ:
園児募集 ブランディング 企業主導型保育

いつも弊社のメルマガをお読みいただき、誠にありがとうございます。
株式会社船井総合研究所の米倉でございます。

新年度がスタートして少し経ち、新入園児の皆さまも少し園に慣れてきたころと存じます。

ところで皆様は、「来年度の新入園児の募集」に関して現在何か取り組んでいらっしゃることはございますか?定員割れの園も増えてきた今、「保護者が保活を始める頃に新入園児募集を行う」ことでは遅く、
早々に来年度の新入園児獲得に向けて動き出していくことが必要です。

なぜ今「認知最大化」か? 押さえるべき基本視点

保護者が入園先を選ぶステップは
①認知 ②興味 ③見学・体験 ④比較検討 ⑤決定 の5つです。
入園先を選ぶ、そのずっと前の段階で、そもそも園を知ってもらい、入園検討先の候補として土俵に乗る必要があります。

近年SNSが台頭してきたことで、保護者は保育園探しにおいてもWeb上で情報収集することが当たり前になっています。しかし、Web上の情報だけで入園先を決めることは少なく、あくまで「候補を知る」ことになります。
入園決定の直接の決め手になりやすいオフライン施策ですので、
オンラインで園の雰囲気に興味を持った方が、実際に園見学をして確信を持つ、といったスムーズな流れを作ることが理想です。

また、「知ってもらう」だけでは取り組みの効果が不十分。
「この園に見学に行ってみたいな」と興味を持たせることが重要です。多様な園がある中で、貴園ならではの魅力は何でしょうか?それを整理し、効果的に伝えることが認知最大化の第一歩です。

認知最大化へのアプローチ例

<オンライン施策>
〇情報発信の“基地” Webサイト
外食先を決める時、美容室の予約を行う時、候補のお店のHPがないと不安になりませんか?
保育園も同様です。園の基本的な情報や保育方針、日々の様子などを掲載し、いつでも見てもらえるプラットフォームを整備しておきましょう。

〇共感を育むコミュニケーションツール SNS
今の20代はSNSが当たり前。日常的に見て、情報収集の元としています。
InstagramやLINEなどを活用し、園の日常や魅力を気軽に発信し、保護者との距離を縮めるアプローチを行っていきましょう。
ただ投稿するのみでなく、「ハッシュタグ」「タグ付け」「アンケート」など機能の活用を行い、「交流を図る」「より認知拡大できる」工夫をすることもポイントです。

〇“届けたい人”に情報を届けるWeb広告
園を探している可能性のある保護者層に、効率的に情報を届けるための一つの手段です。Web広告は、園周辺の地域に絞って広告を表示させることも可能です。ただし、費用対効果を明確化することは難しく、専門的な知識も必要となるため、導入には慎重な検討が必要です

<オフライン施策>
〇口コミ・地域交流
在園児・卒園児保護者との良好な関係構築による口コミや紹介の自然な広がり
地域のイベントへの参加や、子育て支援関連施設との連携といった、地道な関係づくりも依然として重要です。

〇イベント・園見学・説明会
実際に園の雰囲気を感じてもらい、入園への関心を高めるための重要な接点です。多くの方にご参加いただくために、オンラインでの説明会や、個別対応など、参加しやすい工夫を取り入れることも大切です。

〇ポスティング・ポスター掲示
近隣の方に知っていただくために、依然として有効な手段です。
写真を掲載するなどして、園の雰囲気を伝えること、また、園見学会や体験会に誘導し、「興味を持った方が来てくれる」ための道の一つにしていきましょう。

年々、地域の出生数が減少していくことは避けられません。
「新入園児の入園希望が来ない!」そうなる前に、早期からしっかりと準備し、「地域で選ばれる園」としてのブランディングを行っていきましょう。

今後のメルマガにて、施策について個別に取り上げ、詳細なポイント等をお伝えいたします。
ぜひ引き続き、お読みいただけますと幸いです。

無料個別相談のお問い合わせ

WEBからのお問い合わせ

お問い合わせフォームはこちら

お電話でのお問い合わせ

0120-958-270 (受付時間 平日9:00~17:30)0120-958-270 (受付時間 平日9:00~18:00)

保育園・こども園・幼稚園経営.comを見たとお伝えください。

バナーの説明

ページのトップへ戻る