【園児募集】「進級調査」が次年度の園児確保のカギとなる!

2025年9月10日配信

テーマ:
園児募集 収支改善

いつもお読みいただきありがとうございます。
株式会社船井総合研究所の塚本でございます。

今年は記録的な猛暑が続きましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
さて、この時期になると、来年度の園児募集についてお考えの園も多いのではないでしょうか。

来年度の円滑な運営と安定経営を実現するためには、
この秋から「来年度の進級調査」を実施し、
在園児の利用継続意向を早期に把握することが非常に重要になります。

本日は、なぜこの時期の進級調査が不可欠なのか、その理由と活用法についてお伝えします。

進級調査は「予測可能な経営」の基盤

「園児数が充足しているから大丈夫」
そう考えている園こそ、注意が必要です。

現在の園児数だけを見て安心していると、年度末になって急な転園や退園が相次ぎ、結果的に次年度の定員割れに繋がるケースが少なくありません。

特に、保護者が転居や職場変更などを検討される時期は、秋から冬にかけてがピークとなります。
このタイミングで事前に進級調査を行うことで、


・何人の園児が来年度も継続して利用するのか
・何人の園児が退園・転園する可能性があるのか

を正確に把握することができます。

この「予測可能な見込み数」を立てることで、
来年度の募集人数を明確にし、計画的な園児募集活動を行うことが可能になります。

早めの進級調査がもたらす3つのメリット

① 計画的な園児募集が可能に
見込み人数が明確になることで、逆算して必要な募集人数がわかります。
これにより、

いつ、どのくらいの規模で、どのような方法で園児募集を行うべきか、具体的な戦略を立てることができます。

② 収支改善の第一歩となる
定員割れは、園の収支に直接的な打撃を与えます。
進級調査で得たデータをもとに、早期に募集活動を展開することで、定員を充足させ、安定した収益を確保することができます。
また、予測に基づいて人員配置を最適化することで、人件費の適正化また収支改善にも繋がります。

③ 職員のエンゲージメント向上に繋がる
来年度のクラス構成や人員配置が早めに決まることで、職員は安心して働くことができます。
漠然とした不安が解消され、保育の質向上に集中できる環境を整えることは、職員の定着率向上にも繋がります。

いかがでしょうか?
次年度の進級調査は面談や送迎時に口頭で行うこともありますが、
より保護者の素直な気持ちが収集しやすくなるアンケートフォーム形式での実施もおすすめしています。

より具体的な実施方法や実例については、個別の経営相談でお伝えすることが可能ですので、少しでも気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください。

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