社会人として働く上で必要なスキル・マインド・ビジネスマナーとは?
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いつもご愛読いただきありがとうございます。
船井総合研究所でございます。
卒園式準備や入園準備があり、また新たに始まる新年度に向けて慌ただしくされていることと思います。
4月は園児さんの入園だけでなく、先生も新たに入職されることでしょう。
接客力・商品力を上げる必要性は前回のコラムでもお伝えしました。
今回は具体的にどのようなことを新入職員に求めるべきかをお伝えします。
社会人としてのスキルやマインド
幼稚園の「先生」として新たな人生を歩み始める4月。
学生とは全く異なる「先生」としての生活ですが、「先生」である前に「社会人」として、必要なスキルやマインドを身につける必要があります。
本日は社会人として必要なスキルやマインドを一部お伝えします。
どの園でもまず大事なのは「挨拶」です。
これは園児・在園児保護者だけではなく、未就園児保護者、園に出入りする業者、さらには同僚の先生にまで、挨拶をすることは重要です。
挨拶をすることで園全体が明るい雰囲気にもなりますし、よりコミュニケーションを取りやすい環境になります。
園内の環境・雰囲気は皆さんの想定以上に保護者にも伝わります。
挨拶をすること当たり前ですがおざなりにもなりやすく、実践の場を設けるために弊社船井総合研究所でも挨拶キャンペーンを行っています。
毎日役員クラスが1名、管理職が1名、船井総合研究所から新人2・3名とで受付前で挨拶をします。
こういったキャンペーンにより、まずは新人から挨拶をし、ベテランまで挨拶の風土が浸透してきました。
挨拶の文化は社内から社外へ、お客様に対しても笑顔で明るい挨拶を社員は心がけています。
幼稚園でもぜひ挨拶の文化は大事にしていただきたいです。
続いてマインドについてお伝えします。
今、主体性のある保育が求められていることは皆様ご存知かと思います。
子どもに主体性を求める以上、先生にも主体性があるべきです。
主体性のある仕事の取り組み方とは、具体的に以下のようなものが挙げられます。
①明確に誰が対応するか決まってなかったタスクの進捗や割振りを確認する
②こちらの説明に対し、園児・保護者・同僚の先生が難解に感じている場合、掘り下げて的確に説明を行う
③先輩からの指示に対し、そのままだとうまくいかないと感じた点があったのでこちらから提案する
一言でまとめると
「状況や目的(業務の趣旨)を考え、“自分事化”して取り組む」ことが重要といえます。
「〇〇という指示をいただき、このように実施してみたのですが、上手くいかなかったです。
原因は△△と考えられるため、□□をやってみたいのですがよろしいでしょうか?」
というように指示待ち人間にならず、自分から解決策を提案できるような新入職員になれるといいですね!
幼稚園・こども園で求められるビジネスマナー
続いて幼稚園・こども園で求められるビジネスマナーについても一部お伝えします。
そもそもなぜビジネスマナーは必要なのかを新入職員の皆様にお伝えできていますか?
ビジネスマナーは園内や園外の対人関係を構築するためのベーシックスキルであり、知らないうちに不愉快な思いをさせたり、迷惑をかけることを防ぐために必要なものです。
また、新入職員においては知識や経験に大きな差があるわけではないため、ビジネスマナーを身につけてコミュニケーションを取ることで周囲から信頼され、安心して仕事を任せられる人と思ってもらうことができます。
園を利用する保護者に対し、若い”けれど”この先生ならうちの子を任せられる、先輩からは1年目”だけど”担任として、フリーとしてこの業務を任せたい
と思ってもらえるように、ビジネスマナーを身につけましょう。
認定こども園・幼稚園向け新入教職員研修
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本日お伝えしたことは、理事長先生や園長先生が求める事柄のうち一部だと思います。
一方で、こういったいわば「泥臭い」話は若い人には敬遠されてしまうのではないか、うるさいと思われてしまうのではないか、自分から伝えても理解してくれないのではないか、と思う方がいらっしゃるかもしれません。
弊社船井総合研究所では全国のクライアント様から上記のようなお声をいただき、【幼稚園・こども園向け】新入職員向け研修2024を開催することといたしました。
【本研修でお伝えするポイント】
✓早期に活躍する上で重要なマインド
✓”社会人”として求められる基礎的なビジネスマナー
✓幼稚園・こども園業界の時流・制度
✓誰も教えてくれない「給与」のお話
また、本研修は東京ミッドタウン八重洲にて実施、他園の職員との交流あり、など普段と異なる緊張感の中研修をご受講いただけます。
担任業務など、お忙しい時期とは存じますが、ぜひご参加ください。