人的資本経営から考える新入教職員育成の重要性

みなさま

いつもご愛読いただきありがとうございます。
新年度がまもなくスタートしますが、準備は順調に進んでいますでしょうか?
新入園児の受け入れに伴う変化もございますが、もう一つ大きな変化は新入職員の受け入れです。
今回は新入職員の受け入れを人的資本経営の視点から解説いたします。

幼稚園・認定こども園における人的資本経営とは?

人的資本経営とは、人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる経営のあり方です。

これを幼稚園・認定こども園に置き換えてもう少し噛み砕くと、

幼稚園・認定こども園における人的資本経営とは、園で働く教員・職員を「資本」と捉え、それぞれの個人が持つ得意な領域やできることを最大限引き出すことで、中長期的に園の価値向上につなげ、地域の中でなくてはならないインフラとなる経営のあり方。

と解釈することができます。
少し複雑な言い回しとなりましたが、要するに

園で働くすべての教員・職員が自分の長所を活かして活躍してもらい、地域の中でなくてはならないインフラとしての園経営を進める

ということになります。
それでは幼稚園・認定こども園における人的資本経営を考える上で必要なことはなんでしょうか?

教職員に求められることの難易度は高くなる

皆様お感じの通り、昔と今では園を取り巻く環境は変化しています。


 ・先生の考え方や園の教育方針にお任せ
 ・園が入園者を選ぶ
 ・特性のあるお子様が多くなかった
 ・教育保育内容を中心に園を選ぶ

 ・家庭の教育方針を中心に園を選ぶ
 ・保護者が園を選ぶ
 ・特性のあるお子様が少なくない
 ・預かり時間を中心に園を選ぶ

昔よりも今はより一層”保護者が園を選ぶ”傾向がより強くなりました。
そのため、選ばれる園づくりが昔よりもより強くなっているのです。

そこで、園としてはより多くの方に園を選んでいただくために、施策を打っていく必要があります。
船井総研の差別化の8要素に照らし合わせると、

1.立地
2.規模
3.ストアロイヤリティ
4.商品力
5.販促力
6.接客力
7.価格力
8.固定客化力

となり、細かい解説は省きますが、特に今回重要になってくるのは

商品力
接客力

です。
商品力とはその名の通り、園で実施しているすべての教育・保育内容となります。
近年、保護者のニーズは長時間預かりを中心に様々な変化を遂げていますが、その中で直接的なニーズとして拾うことがなかなか難しいですが、療育的な支援を望む声も少なくありません。
また、実際に療育に通った方がその子のためになるというケースも多くある中で、実際には保護者に動いてもらえず、手をこまねいている園も多いのではないでしょうか。

一方で、接客力については、生活を送る中で様々な業種のサービスを受け、接客を受けている中で、保護者が求める接客力も高くなってきています。
具体的には、

・言葉遣い
 L 正しい敬語の使い方
・電話対応
 L もしもしといわない
・連絡帳やその他システム上の文章の書き方 等

です。
直接保護者と対面する以外にも接客力を問われる瞬間は多々あります。
これら1つ1つをどれだけ丁寧に実施することが出来るかで、園の印象は大きくかわるでしょう。
また、これら1つ1つに真剣に考えることは人的資本経営の視点からも十分に必要な要素となります。

では、新入職員に対してこれらを1つ1つ丁寧に実施してもらうためにはどうすればよいでしょうか?

ホンモノを体感する幼稚園・認定こども園向け新入教職員研修

上記を身に着けスタートダッシュをするために、船井総研では今年度初めて、幼稚園・認定こども園向けの新入職員研修を実施します。

新入職員研修では、日ごろ園にお邪魔させていただく中でよく聞く

・保護者対応
・職員間のコミュニケーション
・園児募集への課題意識の醸成
・教職員採用の重要性 等

を研修に盛り込んだ10:30~16:30の6時間の構成となっています。
”ホンモノ”とは、日ごろ園に居ると感じることが出来ない経営者が日頃見たり聞いたりしている環境を指します。
この研修は東京駅八重洲口にある”東京ミッドタウン八重洲”で実施します。
ここはビジネスの中心地であり、周りを見ても保育士・幼稚園教諭は居らずせわしなく歩いているビジネスマンしかおりません。
また、この会場は日頃船井総研で開催している経営者向けのセミナー会場となっており、日ごろ経営者が勉強する場所と全く同じ会場となっております。
このような”ホンモノ”のビジネス環境の中で研修を受けることは、社会人人生が始まったばかりの新入教職員の方にとって大きな刺激となること間違いありません。
合わせて、当日どのような研修を受けたかどうかがわかるような研修レポートもお持ち帰りいただく予定となっておりますので、理事長・園長先生にとっても

・研修にいかせたけど、何を学んできたのかわからない

という事にはなりません。

人的資本経営がポイントとなる教職員の人材育成の1つとして是非ご活用いただけますと幸いです。
席数に限りがございますので、お早目のお申込みをお勧めします。

【残席数わずか!】認定こども園・幼稚園向け新入教職員研修


【このような方におススメ】
〇 教育・保育に関することだけではなく、社会人としての基礎を学んでほしい方
〇 地域の横のつながりだけではなく、全国の同世代と一緒に研修を受けることで刺激を受けてほしい
〇 オンライン開催の研修ではなく、リアル開催の研修に現地参加し、会場までの道のりや会場の雰囲気等を感じてほしい
〇 自園だけで研修をするには、時間や人的リソースが不足している
〇 認定こども園・幼稚園が置かれている業界の状況を把握し、担任業務以外の園児募集活動や教職員採用の大切さ、補助金の仕組みの大枠等を知ってほしい

【開催日程・会場】
2024年4月13日(土) 10:30~16:30 東京駅八重洲
2024年4月22日(月) 10:30~16:30 東京駅八重洲

【参加料金】
一般価格 30,000円 (税込 33,000円)/ 1名様
会員価格 24,000円 (税込 26,400円)/ 1名様

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