Instagramの上手な活用に必要な「3つ」のこととは?

2024年2月1日配信

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いつもご愛読いただきまして誠にありがとうございます。
船井総合研究所の遠藤めぐみでございます。

先日のコラムに引き続き、今回もInstagramの活用に関する内容をお届けします。

日々、様々な幼稚園・保育園にお邪魔したり、経営者の皆様とお話をしたりする機会がございますが、「この園のInstagramは素敵だな!」、「Instagramからきちんと入園に繋がっているんだな!」と感じられる園があります。

そのような成果に繋げている園では、どのような運用をされているのか、ポイントを整理してみました。今回は、特に重要な3つのことをお伝えさせていただきます。

まず、「担当者の決定」を!

Instagramを始めていくこととなった際には、よく理事長先生・園長先生から、「多忙を理由に業務をお願いしても嫌がられるのではないか」、「そもそも上手な投稿ができる人がいないのではないか」など、ネガティブなワードをお聞きすることがあります。

ただ、一度職員の皆様にお願いして進めてみると、Instagramにお詳しい方がどの園にもいらっしゃいますし、創意工夫を凝らして、先生方ご自身が前向きに取り組んでくださっています。ぜひ、まずは先生方に勇気をもってお願いする・相談するところから始めていければ良いのではないかと思います。その中で適任者は必ず現れます。

その上で、継続的な投稿ができる運用体制を組んでいくことが重要です。順調に進んでいる園では、まずInstagram投稿用にスマートフォンを1台用意されています。そこから、「写真撮影する人」、「投稿内容を作成する人」、「投稿内容を確認する人」に分かれ、分担して進められています。

写真撮影を複数の人で行うと様々な視点から園の良さを切り取ることができます。しかしながら、それらをそのままアップすると、園のInstagramとして統一感が出ないため、Instagram運用担当が軌道修正・方針に沿った投稿を行うことが重要です。また、SNSの活用を進める上では個人情報の取り扱いや記載内容の添削が重要であるため、最終確認は役職者が行うようにすることが望ましいです。

投稿頻度は最低限「週に1回!」

Instagramを利用しているユーザーは1日に何度もInstagramにログインし、投稿内容を閲覧するライフスタイルです。その時には、新規投稿から確認を進めるため、保護者に情報を届けたければ、なるべく多くの新規投稿を発信し続ける必要があります。

Instagramの「超」活用に成功している園では、以下のようにかなりの高頻度で投稿を行っていただいております。園内の状況によって、可能な投稿頻度は異なると思いますので、まずは皆様の園で目標にすべき投稿頻度のラインを設定いただければと思います。(※最低でも1週間に1回の投稿を行っていただければと思います。)

投稿内容は戦略的に策定を!

Instagramの運用が始まっている園では、「これ以上投稿する内容がない・・・」とネタ切れのご相談を受けることがあります。そのような園では、とりあえず更新頻度を上げるために、毎日給食だけをアップし続けたり、園庭の様子だけをアップし続けていたりと、保護者が見て「ステキ!」と思えるかどうか疑問に思う運用状況になってしまうことがしばしばあります。

Instagramの運用を始める際には、ぜひ先生方に「どのようなことを発信していきたいか」、「保護者は子どもたちのどのような姿が見たいと思っているのか」、「保護者からよく聞くお声(こんな様子が見たい!)」などを出し合っていただき、いくつか投稿の柱となるテーマを設定いただくようにしております。その柱が見えてくれば、あとはそれらをスケジュールに落とし込んで、バランスよく投稿を進めていくのみです。

また、「1年経つと前年の投稿内容と重複することが増えるがどうしたら良いか」とのご相談もよく受けます。園のInstagramは日々見る人が変わっていくものです。そして、登場してくるお子様たちも変わりますし、お子様たちの成長による変化もあります。投稿内容は似通っていても、見ている人が受ける印象は変わりますので、重く受け止めず、園として大事だと考えている内容は何度も発信いただければと思います。

園選びをしている保護者も、過去の投稿を全て見返すわけではなく、最新投稿をいくつかみて園の雰囲気を掴むものです。ぜひ募集に繋げる意識を持った投稿内容を検討していただければと思います。

それでは、今回はここまでとさせていただきます。
次回のコラムもお読みくださいませ。

株式会社 船井総合研究所
子育て支援部 教育グループ
遠藤めぐみ

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◆本セミナーで学べるポイント

【Point1】これからの時代に「Instagramをうまく活用する」ことがより重要になる理由
【Point2】保護者に園の魅力を伝える戦略的な投稿計画の策定方法
【Point3】広告費用ナシ!Instagramの投稿・運用でフォロワーを増やす術
【Point4】安心・安全にInstagramを活用できる園内ルール整備の手順
【Point5】継続的・高頻度の投稿を実現するチーム体制のつくり方

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