【園児募集 必見事例!】これからの時代に求められる「親子教室3.0」とは?

2023年6月29日配信

テーマ:
園児募集

【園児募集 必見事例!】これからの時代に求められる「親子教室3.0」とは?

いつもご愛読いただきまして誠にありがとうございます。
船井総合研究所の遠藤めぐみでございます。

 

少しずつ夏が到来しております。
この時期は、来年度に入園を検討されている保護者の方の園見学やお問い合わせが増えてきます。皆様の園では、例年と比較しましてどのようなご状況でしょうか。

 

さて、地域によってはコロナの影響で出生数がガクンと減少しています。このことから、今年の園児募集がかなり厳しいと見込まれている方もいらっしゃるかと思います。

 

弊社のお付き合い先を見ていますと、出生数が減少しているエリアでは、エリア内の全園で園児数が減っていく傾向はもちろんあるのですが、「集まっている園には園児が集まり続けている」という傾向もあるように感じられます。

 

今回は、地域の少子化が進む中でも、入園者が減らず、園の規模を維持し続けることに成功している法人の取り組みをご紹介いたします。結論から申し上げますと、その成功のカギは「親子教室」の実施にあります。

 

「親子教室であればうちの園でも実施している」とお考えになる方は多くいらっしゃると思います。今回ご紹介させていただくものは、従来通りの親子教室と呼ぶよりも、バージョンアップを重ねた「親子教室3.0」とお呼びする方が正しいかもしれません。

 

それでは、これからの時代に求められる「親子教室3.0」について、お話しさせていただければと存じます。

 

「親子教室3.0」とは?

 

まず、何度か記載させていただいております、「親子教室3.0」の定義からお伝えいたします。恐らく多くの園で、「親子教室」や「未就園児教室」は既に実施されていらっしゃると思います。

その最もオーソドックスなかたちは、「2歳児教室」になります。(これを「親子教室1.0」と定義します。)幼稚園入園前のお子様向けに、園生活を体験いただく「プレ幼稚園」の形式を取っている場合や、プログラムの企画・運営を外部講師に委託し、園では環境のみを提供している場合などが挙げられます。これらの多くは週1回や月1回などの開催頻度で実施されています。

上記の「2歳児教室」を進化させ、同じ実施形式で教室を1歳児向けにも拡大している園があります。(これを「親子教室2.0」と定義します。)これは、あくまでも2歳児教室の延長として、対象年齢を拡大したかたちです。親子教室1.0の形式よりも、より低年齢児へのアプローチが可能となります。

上記をさらに進化させ、「0歳児から参加可能」で「毎日開催」を行う形態が始まっています。(これを「親子教室3.0」と定義します。)

 

従来の親子教室が抱える課題

 

弊社にご相談いただく方の中には、「以前と未就園児教室の形式は変えていないのに入園者が減ってしまった」と言われる方がいらっしゃいます。少子化の影響で、保護者側には、「保護者が園を選ぶ立場にある」との意識が強まっています。そのような状況ですと、複数園の未就園児教室に参加し、その中から最終的な入園先を選ぶということが発生します。そのため、以前は、「未就園児教室から入園までほぼ100%の進級率だった」という園でも、その割合が落ちている傾向がみられます。

上記のような時流を受け、今、必要なアクションは、「常時、新規名簿を獲得する体制を構築する」こと、そして、「未就園児教室に入る前から園への理解度・共感度を高めていく」ことの2つです。

今回は、「親子教室3.0」では、どのようにして新規名簿の獲得体制を構築しているのか、前者に絞ってお話をさせていただきます。

 

新規名簿を獲得するシカケ

 

先述した「親子教室1.0」や「親子教室2.0」では、年度途中の参加が可能であっても、基本的には「入会」などが必須となり、会員制の「クローズド」な場への参画が求められます。

一方、「親子教室3.0」は流動的なコミュニティです。「入会手続き」は求められますが、毎日企画されているプログラムを見て、参加したいタイミングでの参加ができます。また、そのような形式のために、参加する回ごとに参加者が異なります。既に出来上がったコミュニティでの活動ではないため、新たに参加するまでのハードルが下がるモデルになっています。

いわゆる、「新参者」と呼ばれる方々が、初めての場に赴くときにはかなりのストレスがかかっています。「子育ての相談をしたい・・・」と勇気をもって参加した会が、すでに関係性のできあがったコミュニティで、自分自身の居場所を見つけられなければ、次回以降の参加はないでしょう。

「初めて参加する方が参加しやすい雰囲気づくり」、こちらを特に意識した活動形態があれば、年間を通じて、常時新規参加者が発生します。これが「親子教室3.0」の体制で、新規名簿を常時獲得できている仕組みです。

さて、皆様の園で実施されている親子教室や未就園児教室はどのような体制になっていますでしょうか。ぜひ一度振り返ってみていただければと思います。

 

セミナーのご案内

 

本日のメルマガでは、これからの時代に求められるであろう「親子教室3.0」についてお話しさせていただきました。

「更に詳しく知りたい!」 とお考えの方がいらっしゃいましたら、8月に大阪と東京の2会場で開催予定の「0~2歳向け親子教室で入園者100名達成セミナー」にご参加ください。

今回はこちらで以上となります。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

 

株式会社 船井総合研究所
子育て支援部 教育グループ
遠藤めぐみ

 

「【オンライン配信】入園者を集める親子教室3.0セミナー」開催決定!

開催日程:10月20日(金)・24日(火)、11月1日(水)・6日(月)

開催方法:ZOOM

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◆本セミナーで学べるポイント
【Point1】
最新時流に基づいて考える募集活動において重視すべきこと
・ホームぺージやSNS、チラシ、ポスターなどの広報活動、未就園児教室や入園説明会、幼稚園体験会などのイベント、様々な募集活動がありますが、「園児募集において必要なこと・重要なことって結局どのようなことなのだろう?」が明確になります。

 

【Point2】
園児募集で安定して成果を挙げている幼稚園の取り組み事例
・地域の対象人口が減少していても、毎年安定して募集の成果を挙げられている園の取り組みをご紹介します。

 

【Point3】
入園前の低年齢児への効果的なアプローチ方法
・保護者が園と接点を持ち始めるタイミングはどんどん低年齢化してきました。近隣他園との競争に負けないアプローチ手法をご紹介します。

 

【Point4】
入園誘導率を向上させるポイント
・園数増加や保育料無償化の影響で、保護者は「複数の候補から入園先を自分で選べる」感覚を持つようになっています。一度、園と接点を持ったご家庭を入園まで繋げるため、実践すべきことをお伝えします。

 

【Point5】
募集活動を強化させる組織のつくり方
・「今年も例年通りの募集活動を実施しているが、結局募集活動って誰がやるべきなのか?」と考える方は少ないかもしれません。しかしながら、募集活動の成果を最大化させるためには組織の在り方が重要になるため、園児募集に向けた組織のつくり方をお伝えします。

 

◆セミナー開催概要

開催日時:10月20日(金)・24日(火)、11月1日(水)・6日(月) 13:00~16:30

開催方法:ZOOM
価格:25,000円 (税込 27,500円)/ 一名

 

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