【インクルーシブ保育&児童発達支援】いま保育事業者に求められている「グレーゾーン児童」への支援とは?
【インクルーシブ保育&児童発達支援】いま保育事業者に求められている「グレーゾーン児童」への支援とは?
いつもお読みいただきありがとうございます。株式会社船井総合研究所の藤光孝法です。
「発達グレーゾーン」のご家庭、どのように関わっていますか?
昨今話題になっている発達のグレーゾーンといわれる層の児童も含め、何らかの発達障がいのある児童の数は全体の約9%に上るといわれています。
発達障がいが児童に及ぼす影響として大きいのは「社会性」の発達に支障をきたし、その結果、就学後にうまく人間関係を構築できず、登校拒否や引きこもりにつながってしまう事業が多発しています。皆様の園では、このようなご家庭に対しどのように関わっておられるでしょうか?
保護者の「障がい受容」がまだまだ進んでおらず、その結果「わが子に限って、何か問題があるはずは無い」と受容することが難しく、園の側としても強く支援機関の利用を勧めたりすることができない、というケースがあまりにも多く見られます。
触れにくい「発達障害」の話題。園としての付き合い方を考える
このように、「明らかに支援が必要と考えられるご家庭」が多くなっている中で、園としてはどのように対処すべきなのか?
その1つとして考えらえれるのが、ご本業の園に加えて「児童発達支援事業」を新たに付加するということです。昨今、保育事業者の間でも話題になっている児童発達支援事業。これは、児童福祉法を根拠法とした福祉サービスの1つであり、保育業界からの新規参入が今、増加しています。
未就学児童を対象にした「児童発達支援事業所」は、就学児を対象にした「放課後等デイサービス事業所」と共にすでに全国に多く存在していますが、業界内でいま問題になっているのが、「預かり型」といわれる形態の事業所が大部分を占めるということです。
福祉サービスとしての立ち位置として、本来児童発達支援と放課後等デイサービスに求められているのは、障がい児(またはその疑いのある児童)の社会的な自立に結び付けるサービス品質です。具体的には、運動が苦手な児童に運動のノウハウを提供する、あるいは学習支援を、といった形ですが、多くの事業所ではこのようなサービスを行えておらず、一定時間児童を預かるのみにとどまっています。
「後発でも参入できるのか?」という疑問やご不安をお感じの方も多いかと思いますが、上記のような問題から、サービス品質を高く保つことさえできれば全く問題はないということです。
保育事業者向け児童発達支援・放課後デイオンライン視察セミナー
とは言うものの、
「高いサービス品質というのは、具体的にどんなものを指すのか分からない」
「具体的にどのように始めたらよいのか分からない」
「どのような人材が必要で、どういうサービスが必要なのか見てみたい」
という方が多いのではないでしょうか。
そのような方は、ぜひ「保育事業者向け児童発達支援・放課後デイオンライン視察セミナー」へご参加ください。
本セミナーでは、児童発達支援・放課後等デイの時流解説はもちろん、保育事業から児童発達支援・放課後等デイサービス事業へと参入された株式会社LaLaLand Education様をゲストとしてお招きし、具体的にどのようにして保育事業から新規で参入されたのか、そして他の既存事業者が多く存在する神奈川県横浜市において、いかにして高品質なサービスを作り、短期間で多くのシェアを獲得するに至ったのかを、豊富な現場映像とともにお伝えいたします。
☑近隣に児童発達支援を開業した園が無く、情報交換できる機会が少ない
☑児童発達支援を開業したが、どのように運営していけば良いか分からない…
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☑本業の園では保育士不足で悩んでいる…
上記に1つでも当てはまる経営者の皆様はぜひご参加ください!
<開催日程>
①2023/02/17(金) 13:00~16:00@Zoom
②2023/02/21(火) 13:00~16:00@Zoom
③2023/02/24(金) 13:00~16:00@Zoom
④2023/03/03(金) 13:00~16:00@Zoom