「良い組織」をつくるために実践したいこと
いつもお読みいただきましてありがとうございます。
船井総合研究所の遠藤めぐみでございます。
今年も夏休みが終わろうとしています。
この夏休み期間には、就職活動を行っている学生さんが園見学等にいらっしゃったのではないでしょうか。
皆様の園で採用活動が順調に進んでいることを願っております。
さて、先日とある園で若手の職員の方にヒアリングをさせていただいたのですが、
「就職活動ではどこを重視していましたか?」とお聞きすると
「先生方の雰囲気」や「園の雰囲気」との回答を多くいただきました。
中には、
「『人間関係良好です!』とアピールしている園でも園見学に行ったら全くそのようなことはなかった」、
「園見学に行けば職員同士の人間関係の良し悪しは簡単に見て取れてしまう…」
などと少々厳しめのご意見を伺うこともございました。
人間関係良好な職場で働きたいと考えない人はいません。
本日は、「良い人間関係」、「良い組織」を形成する後押しをさせていただくため、
ひとつの方法をご紹介させていただければと思います。
「人間関係」を理由に辞めていく業界
「良い組織」をつくるために必要な対応を考える前に、働く先生方の状況を確認できればと思います。
先ほど若手職員の方へのヒアリングで職場を選ぶうえで「人間関係」が重視されていることを記載しましたが、
他にも「平成30年度東京都保育士実態調査結果」では、
「保育士を辞めた理由」の最上位が「職場の人間関係」であることが示されています。
(なお、その後は「給料が安い」、「仕事量が多い」、「労働時間が長い」と続きます。)
出典:東京都福祉保健局「平成30年度東京都保育士実態調査」をもとに船井総合研究所で作成
(https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/shikaku/30hoikushichousa.files/330chosakekkanogaiyou.pdf)
もちろん、皆様におかれましては普段から「人間関係は重要」と感じられていらっしゃると思いますが、
実際に現場で働く方々からもこのような声が上がっていることをより一層感じられるかと思います。
保育教諭の採用が難しいエリアでは、採用を行うにも定着を促すにも、
やはり「良い組織づくり」は避けて通れないものとなります。
「組織力診断」のご紹介
長くなってしまいましたが、ここで皆様にご紹介したいのは
弊社で提供している「組織力診断」という商品です。
組織力診断では、職員一人ずつに組織に関する問いを回答していただき、
その結果を基に経営者の目指したい組織と職員の満足度ギャップを正しく把握することができるものとなっております。
そこで示されたギャップから組織に必要な改善ポイントを把握することができ、次のアクションに繋げていくことが可能です。
また、一度ご契約いただきますとご契約期間の間に何度でも、
回答を収集して結果を確認することが可能です。
そのため、
「 診断実施→改善点把握→対応策実行→診断実施・・・ 」と
良い組織をつくっていくためのPDCAサイクルを回すことができます。
「良い組織」をつくっていくために定量的なデータが役立つという側面は大きくありますが、
それ以外にも「職場に対して私たちが思っていることを聞いてほしい」という職員の皆様の思いに応える場になるとも考えられます。
ぜひ皆様の園で何か役に立つものとなればと思いますので、
ご興味のございます方はこちらから無料のご相談をお申込みください。
今回はこちらで以上となります。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
株式会社 船井総合研究所
保育教育福祉支援部 教育グループ
遠藤めぐみ