【第3回】非連続な成長を実現する~30億円を突破する「事業・財務戦略」~

皆様、いつもお世話になっております。
船井総研の山口です。

「グループや法人売上・収入30億円への経営戦略」、第3回目のテーマは「事業・財務戦略」です。
前々回では「経営基盤」を、前回では「採用・育成」をテーマにお届けしました。 最終回となる今回は、盤石な基盤と優秀な人材を活かして、いかにして成長を加速させ、収入30億円を突破するか、その具体的な「事業展開」「財務戦略」「DX」について解説します。

1. 非連続な成長を実現する【事業展開】
既存事業の深耕に加え、新たな収益の柱を創造することで30億円への到達を加速させます。

●M&Aによる時間とノウハウの獲得:
M&A事業者等を活用し、優良な園や事業の買収を検討。M&A後は、保育の質向上、職員研修、ブランディング再構築を迅速に実行する体制を整えます。

●顧客生涯価値(LTV)を高める多角化戦略:
・課外教室・学童・アフタースクール: 法人収入の10%以上を目指す事業計画を策定。自園運営化やコンテンツの外販なども視野に入れます。
・療育・就労支援・フリースクール等: 社会的ニーズの高い分野へM&Aや新規設立により参入し、事業ポートフォリオを多様化します。

2. 経営基盤を盤石にする【財テク・受配者指定寄付・CSR】
学校法人ならではの制度を最大限に活用し、財務基盤の強化と社会貢献を両立させます。

●戦略的な法人運営:
別会社の設立による事業移管などを通じて、経営の柔軟性と効率性を高めます。

●受配者指定寄付の最大活用:
寄付者(企業等)にとってのメリットを訴求する案内LP(ランディングページ)を作成し、戦略的に寄付を募ります。
寄付金を園舎の建て替えや、こども食堂といった地域貢献事業に活用し、法人の社会的価値を高めます。

3. 組織の神経系統を創る【DX関連】
規模が拡大すればするほど、情報伝達や業務プロセスの非効率が経営の足かせとなります。DXはそれを解決する強力な武器です。

●バックオフィス業務の徹底的な効率化:
RPAやクラウド会計・労務システムを導入し、間接部門の生産性を向上させます。

●データに基づいた意思決定:
各種情報を一元管理・分析できるBIツール等を導入し、勘や経験だけに頼らないデータドリブンな経営へと移行します。

全3回にわたり、収入30億円への成長戦略についてお届けしました。まず強固な「経営基盤」を築き、次に成長のエンジンとなる「人財」を確保・育成し、そしてM&Aや新規事業といった「非連続な成長戦略」で飛躍する。 このステップを着実に実行することが、30億円企業への道筋です。

またこの度当該の内容をテーマにした、セミナーを開催いたします。
是非皆さま方のご参加お待ちしております。

職員数200名超の法人向け最強の経営チームの創り方セミナー




★このような方にオススメ★

✓収入10億円の壁を越え、次の成長ステージを目指している経営者の方
✓理事長・園長中心のトップダウン経営から脱却し、組織全体で成長を牽引したい方
✓M&Aや新規事業など、教育分野での事業拡大を検討している方
✓優秀な人材を獲得し、長く活躍してもらうための組織づくりに課題を感じている方
✓園や法人の規模が拡大する中で、属人的な業務を標準化し、経営基盤を固めたい経営者様

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