園の課外教室を、園のブランディングに繋げるためには
いつもお読みいただきましてありがとうございます。
船井総合研究所の山口雄大でございます。
皆様の運営する幼稚園やこども園においても、様々な課外教室を展開されているかと思います。
そこで伺いたい、振り返っていただきたいのが自園の課外教室において、
✓課外教室のプログラムや内容についての把握
✓課外教室と正課との連動性や連続性についての検討
✓課外教室の生徒数や(対象園児全体での)シェア、売上、目標値、KPIの設定
✓課外教室に関する定期的なアンケート(満足度調査、入園検討に際し課外教室が魅力と感じていた保護者の割合の調査など)
上記のような把握、検討、調査を定期的に行っていらっしゃるでしょうか?
今だからこそ課外教室を強化すべき理由とは!?
恐らく上記の項目すべてにおいて定期的に調査や見直し、振り返りなどをされているケースはほとんど無いかと思います。どうしても多くの園において、(そもそも外部委託なども多く、直接かかわっていないケースも多い、収益としても法人全体でみれば大きくないケースも多い)課外教室の強化自体が後手に回る、優先順位が低くなる点は致し方無いとは思います。
しかしながら、今後少子化の中で園のブランドを高め、園児募集をより強化していく中で外せないポイントで有ることは間違いありません。特に「園の教育」を魅力として打ち出される場合には「正課活動での魅力」に加え、「課外教室」においても、「選べるコンテンツの選択肢が多い」、「ここでしか体験できないこと」、「口コミで有名な、この課外が有るから園を選ぶ大きな理由の1つ」になるなど、より「正課+課外」一体での魅力をアピールすることで、競合園との差別化も図りやすくなります。
何故、課外教室について「細かく」見るべきか
先ほど、
✓課外教室のプログラムや内容についての把握
✓課外教室と正課との連動性や連続性についての検討
✓課外教室の生徒数や(対象園児全体での)シェア、売上、目標値、KPIの設定
✓課外教室に関する定期的なアンケート(満足度調査、入園検討に際し課外教室が魅力と感じていた保護者の割合の調査など)
等の点を定期的に調査・把握・検討していただきたいと述べましたが、「強化しないといけない理由は分かるがここまですべきなのか」と感じられた方もいらっしゃるかと思います。
では何故ここまですべきなのかという理由の大きな点は「課外教室がどの程度”園児募集&園の満足度”につながっているかを可視化するため」です。究極的な話をしますと、上記の点を可視化すると正味の所”園児募集&園の満足度”に繋がっていない、マイナスになっているなどのコンテンツが有れば無くしてしまう、他のコンテンツ、プログラムと代替すべきとなるケースも有ります。このようにあくまで課外教室をすることが目的ではなくどこまで行っても”園児募集強化&園の満足度向上”に繋げるために行うという意識をお持ちいただくことが重要かと思います。
是非この機会に課外教室の強化や見直しを図られてはいかがでしょうか?
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今回は大阪市天王寺区でアフタースクール事業を展開されている、学校法人蓮光学園パドマ幼稚園さまをゲストにお迎えし「これから認定こども園・幼稚園が目指すべき方向性」や「課外教室事業やアフタースクール事業」について成功事例等を交えお伝え致します。
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