【無料招待】11 / 22:認定こども園・幼稚園経営研究会
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いつもご愛読いただきありがとうございます。
子育て支援部 こども園・幼稚園チームの齋藤でございます。
2024年8月に「研究会全国大会 認定こども園・幼稚園分科会」を開催しました。
今回は、概要を3回に分けてご紹介します!
船井総合研究所では、
経営者のための会員制勉強会
「経営研究会」を、
業種・テーマごとに 100 以上開催し、
約 6,000 名の経営者様に
ご参加いただいております。
8月は、全業種・全テーマの研究会が一堂に集まる年に一度の一大イベント
『経営研究会全国大会』
動画:https://www.youtube.com/watch?v=VNgRxm7VEOY&t=75s
が開催されたタイミングで「認定こども園・幼稚園経営研究会」の例会を開催いたしました。
当日は3つの講座をお届けしました。
今回は第2回ということで学校法人フレンド恵学園様の講座を本コラムでお送りいたします。
①ゲスト講座 学校法人加藤学園様
②ゲスト講座 学校法人フレンド恵学園様
③船井総研講座
学校法人フレンド恵学園 伊原康史様には、人材を「資本」として価値を生み出すために実践されていることについてご講演いただきました。
伊原様はかつて、職員の離職や最大120名いた園児数が30名に減少するなど多くの試練に直面されました。しかし、人的資本経営により試練を乗り越え、地域からの信頼を獲得し現在は、認定こども園1園のほかに児童発達支援・放課後等デイサービス事業所とオルタナティブスクールを経営されております。
ミッション&共感が経営の要
伊原様はミッションや理念は「時代とともに変わってゆくべき」と考えていらっしゃいます。よりベストに、より自分たちにフィットしていくものへと進化するべきということです。
改めて皆様も考えてみてください!
・ミッション・ビジョン・バリューの策定はできていますか?
・明文化して浸透させる仕組みができていますか?
組織が機能し社会の役に立つためには、自分の想い、園の想いを言葉にして明らかにすることは欠かせません。
・ミッションとは、中心軸。私たちが果たしたい役割は何かについて明文化したものです。
・ビジョンとは、夢。私たちは究極的にどこを目指して進むのかについて明文化したものです。
フレンド恵学園様では「自然と人間を愛する共育」とし、「子孫から借りている自然を大切にしすべての存在が尊重される豊かな環境を未来へ残します。また、あらゆる世代の多様な人々が喜んで子育てに参加する社会、こども達がお互いを認め合いながらあるがまま自由に生きられる社会をつくります。」と定めています。
・バリューとは、仲間と衝突せずに力を合わせる(協働)のための基準はなにかについて明文化したものです。
フレンド恵学園様では、なるべく短くわかりやすく伝えられる言葉を意識して策定されています。
「弱さの情報公開」
・完璧な人は存在しない。弱さを公開することで生きやすくなる。「助け合い」が生まれる。
「こだわらないにこだわる」
・こだわりが強くなると、本来大切にしたいと思っていたことを見失う。どんな時も、とらわれず、本質を見据えつづける。
上記はご講演いただいた一部ですが、中には他園から取り入れたものもあるようです。
「こどものためになるかどうか」だけは変わらない大切なものとしつつ、
時代は変わり続けていること、常に柔軟な思考でい続けることを意識されております。
【共感】をベースに置く
フレンド恵学園様では「共感」をベースにミッションを作り、ブランディング戦略をたて、多角化展開をおこなっていらっしゃいます。
ブランディング戦略にあたっては、「ブランディングによる園の課題解決=地域の活力」と考えていらっしゃいます。自然体験を重視した園舎について構想を計画し、2022年に木造の壁をなくしたトラス構造の園舎を建築されました。また、地元の森を購入され、自然を生かした環境を提供されています。
多角化展開にあたっては、地域にとって「必要不可欠な存在」となりたい、強い園を作りたいと考えていらっしゃいます。
こども園ではこども誰でも通園制度や学童保育なども開設され、多くの年齢層の受け入れを展開されております。
その他にも児童発達支援・放課後等デイサービス事業所やオルタナティブスクールなども開設され、サマーキャンプやワーケーション等短期の利用(留学)にも活用されております。
皆様も人材を「資本」として価値を生み出すために実践されていることを1つの見本として取り入れてみてはいかがでしょうか。
人的資本経営は、経営者にとって最も重要な課題である「園の存続」という部分にも大きく関わってくるのではないでしょうか。
初回参加の方は、無料にて参加を受付ております。
認定こども園・幼稚園経営研究会
開催日程:2024年11月22日(金)【八重洲本社にて開催予定】
※年内最後の開催となります!
※研究会ご参加にあたって、事前に面談をさせていただきますのでご了承ください
認定こども園・幼稚園経営研究会はこのような理事長・園長先生におススメです!
・幼稚園の未来の常識を作っていくという理念に共感していただける方
・厳しい時代にあっても、園を存続させるための手段を模索されている方
・教育保育内容だけではなく、幼稚園経営を勉強したいと考えている方
・教育者としては当然ながら、幼稚園経営者として成長したい方
・お父様、お母様から代が変わり、これからの園経営に不安がある方
・経営者同士のコミュニティを拡げたい方
本研究会では幼稚園の外側・内側の問題に対して、「これまでのアプローチ」ではなく、「これからのアプローチ」を一緒に議論し、未来の常識を新たに創っていくことを目的に立ち上げました。
理事長先生が作り上げてきた文化や価値観を継承しながらも、これからの教育・保育に求められることを議論し、試行錯誤を繰り返し事例を作り上げ、幼稚園の未来の常識を共に創り上げていきたいと考えています。
弊社コンサルタントは日々全国の幼稚園・認定こども園様のご支援をさせて頂いております。
最新の事例を本研究会でご紹介させていただき、経営者の皆様の経営の一助となるように努めて参ります。教育・保育の観点だけではなく経営の観点から未来の常識を一緒に創り上げていけるようにサポートさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
認定こども園・幼稚園経営研究会
【お試し参加】受付中
【開催概要】
日程:2024年 11月22日(金)
受付:9:45~
事前ガイダンス:10:00~
例会:11:00~16:30
場所:船井総研グループ 東京本社
サステナグローススクエア TOKYO(八重洲)
アクセス:JR「東京」駅:地下直結(八重洲地下街経由)
東京都中央区八重洲二丁目 2 番 1 号
東京ミッドタウン八重洲
八重洲セントラルタワー 35 階
【講座概要】
【第1講座】
◆時流講座◆
講師:株式会社船井総合研究所 教育グループ マネージャー 島崎 卓也
幼稚園・こども園業界における注目テーマや政策の動向についてお話しいたします。本講座では、業界の最前線、これからの園経営のあり方をお伝えさせていただきます。
【第2講座】
◆ゲスト講座◆
講師:株式会社きらら育 統括マネージャー 山下昌胤氏
栃木県・東京都・千葉県で保育所運営を行われている株式会社きらら育様にご講演いただきます。スキマバイト人材を活用した”新しいかたちの採用手法”をお話しいただく予定です。
・スキマバイト人材を受け入れるまでの経緯
・スキマバイト人材の受け入れ体制の整え方
・園でできる”潜在保育士の掘り起こし”について
【第3講座】
◆船井総研講座◆
講師:株式会社船井総合研究所 教育グループ 遠藤めぐみ
ゲスト講座の内容を踏まえ、採用・組織戦略の全体像を全国各地の事例を基に解説いたします。
・新卒採用/中途採用のトレンド
・採用力が高い園に共通していること
・変化する若手職員の価値観(園選びの軸、メンタル不調者・超早期退職者の発生)
【第4講座】
◆情報交換会◆
【第5講座】
◆まとめ講座・次回案内◆
◆※「サステナグローススクエア TOKYO」来場にあたり注意点※◆
・入場時に入館証(QRコード)が必要です。開催前日までにメールで届きますので、受付までにご準備ください。
・丸の内来場時より10分~15分ほど早いご来社をお勧めします。お時間に余裕をもってお越しください。
無料の経営相談も受付けておりますので
お気軽にご連絡ください。