選ばれ続ける園づくり~職員定着を目指すうえで重要なポイントとは?~

2021年5月6日配信

テーマ:
採用・育成

選ばれ続ける園づくり~職員定着を目指すうえで重要なポイントとは?~

皆様、こんにちは。いつもご愛読ありがとうございます。
株式会社 船井総合研究所の樋口です。

5月も中旬になり、今年度入職した方々も徐々に職場に慣れ始める頃…
この時期に気になり始めるのが職員の離職・定着問題ではないでしょうか?
そこで、今回は「職員定着」というテーマについて、皆様と一緒に考えていこうと思います。
そして最後に特別なお知らせもございますので、ぜひ最後までお付き合いいただけると嬉しいです!

早速ですが、皆様は「職員定着」と聞いて何を思い浮かべますか?

職員のモチベーション維持?
業務効率化?
職場環境の改善?
研修を通したマインドセット? …等々

「職員定着」と聞くと定着のための様々な施策が思い浮かぶと思いますが、今回お伝えしたいことは、そのすべての施策の根幹にある共通の基盤として、コミュニケーションの活性化が重要なポイントであるということです。
それでは「職員定着」を考える上で、コミュニケーションの活性化が大切である理由を考えていきましょう。

理由① 退職する方の33.5%は「職場の人間関係」が理由で退職している

直近の厚生労働省の保育の現場・職業の魅力向上検討会(第6回)の資料によると、実に退職者の33.5%が「職場の人間関係」が原因で退職されています。(退職理由第1位)
人間関係の縺れというのは、多くの場合、価値観の違いに関する認識の無さ・少しの違和感という小さなズレがきっかけで始まります。コミュニケーションとは自分を理解し、相手を理解することです。
コミュニケーションを通して「人それぞれ価値観が違うことを認識すること」「相手がどう考えているかを想像し、思いやりの心をもって接すること」が大切だといえます。

理由② コミュニケーションが上手く取れると連携や協力がしやすい環境が生まれる

コミュニケーションが活性化し始めると相手の価値観や考え方が分かるようになります。
それと同時に相手にも自分の価値観や考え方を理解してもらえるようになります。
お互いの価値観・考え方を認識したうえで物事を進めるので、お互いの得意な分野・苦手な分野に対する役割分担ができるようになります。
苦手分野を強いられることは多くの人は苦痛に感じるはずです。苦手な業務を得意な人にお任せすることはストレス要因の解消につながります。
一方で自分の得意な分野でより高い成果を出すという長所伸展での考え方は、モチベーション要因の一つにもつながり、連携や協力といったチームプレーにもつながります。

理由③ 共感・共有によって応援される環境・応援する環境ができる

コミュニケーションを活性化すると相手に対する共感・共有という意識が強くなります。
自分の思いを共有することで相手に共感してもらい、逆に相手に共有してもらうことで自身も共感するようになります。
コミュニケーションのレベルがこの段階に入ると自然と自分が応援される環境・相手を応援する環境が生まれます。
そして、このレベルになると、理由②で述べた、苦手な分野に対しても「チャレンジしてみようかな!」「苦手を克服して得意分野を増やしたい!」といった気持ちが芽生え始めます。
そして苦手分野のチャレンジに対して周りから応援してもらえる環境ができていると、「ここで働き続けたい!」「職場に私の居場所を感じる!」と感じるようになり、職員のモチベーションアップ、そしてこの意識こそが職員の定着につながります。

今回は「職員定着」を促すためにまず重要となるコミュニケーションの活性化についてお伝えいたしました。
今後「職員定着」に関する施策を考える際には、ベースとして今回のお話を頭の片隅に置いていただけるとより高い効果が期待できるかと思います。

そして…お待たせいたしました!
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最後までお読みいただきありがとうございました。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。

株式会社 船井総合研究所 保育・教育支援部
樋口 佳央(ひぐちかお)-DiSC® 認定資格者

<参考資料>
・厚生労働省 保育の現場・職業の魅力向上検討会(第6回)「資料1 保育の現場・職業の魅力向上に関する報告書(案)」(https://www.mhlw.go.jp/content/11907000/000672997.pdf 閲覧日:2021年4月14日)
・厚生労働省 保育の現場・職業の魅力向上検討会(第6回)「資料2 【概要】保育の現場・職業の魅力向上に関する報告書(案)」(https://www.mhlw.go.jp/content/11907000/000672996.pdf 閲覧日:2021年4月14日)

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